2011年 ヴィヴェンディ セベトロフィー

英国・アイルランド選抜が6連覇を達成!

2011/09/19 09:09
盤石の試合運びで、終始ゲームを支配し続けた英国・アイルランド選抜(Stuart Franklin /Getty Images)

フランスのサン・ノム・ラ・ブレデシュで開催された“大陸ヨーロッパ選抜”と“英国・アイルランド選抜“のチーム対抗戦「ヴェヴェンディ セベトロフィー」最終日。各チーム10選手によるシングルス・マッチプレー10試合が行われ、大陸選抜が5勝3敗2分けとしたが、4日間の総合成績で英国・アイルランド選抜が15.5対12.5で勝利を収めた。

3日目終了時点で5ポイント差をつけられ、逆転を期した大陸選抜は好スタートを切った。第1組のトーマス・ビヨーン(デンマーク)が、リー・ウェストウッド(イングランド)に5番までに3ダウンと劣勢を強いられながらも、その後の猛チャージで形勢をひっくり返し、2アンド1で白星を先行させる。

そこに第2組以降のアンダース・ハンセン(デンマーク)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)が続いていずれも英国、アイルランド選抜を圧倒。そして第5組のミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)がダレン・クラーク(北アイルランド)と激突し、両者が激しくポイントを奪い合いオールスクエアで折り返すが、後半インに入ってヒメネスが4アップを獲得。4アンド2で今年の全英王者を退け、出だしから5連勝を飾った。

しかし英国・アイルランド選抜は粘り強さを発揮。デビッド・ホージー(イングランド)がニコラス・コルサート(ベルギー)とのドローで、この日初のポイント0.5をチームにもたらすと、第7組からのスコット・ジェイミソン(スコットランド)、イアン・ポールター(イングランド)、マーク・フォスター(イングランド)がいずれも1ホールの接戦を制して3連勝して4日間の勝負を決めた。最終組のロス・フィッシャー(イングランド)とピーター・ハンソン(スウェーデン)はドローに終わっている。

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