2011年 バークレイズスコットランドオープン

世界ナンバーワン王者の貫録!L.ドナルドが今季3勝目

2011/07/11 07:33
翌週の「全英オープン」に向けても弾みをつける勝利を挙げたL.ドナルド (Warren Little /Getty Images)

スコットランドのキャッスルスチュアートGLで行われている欧州男子ツアー第30戦「バークレイズスコットランドオープン」の最終日。連日の悪天候の影響で、決着は54ホールに短縮されることが決定し、この日、第2ラウンドの未消化分と合わせて18ホールの決勝ラウンドが行われた。

最終ラウンドを通算10アンダーの5位タイからスタートしたルーク・ドナルド(イングランド)が9バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフを展開し、「63」をマークして、今季3勝目を逆転で飾った。

1番からスタートしたドナルドは、3番でこの日ひとつめのバーディを決めると、続く4番から6番まで4連続バーディを奪うロケットスタートを見せた。前半9番でも再びスコアを伸ばしてハーフターンを迎えると、続く10番でもバーディを奪い、確実にチャンスを決めていく。この時点で単独首位に浮上したドナルドは最後まで手を緩めることなく、後半は4つのバーディを奪ってフィニッシュ。後続に4打差をつけ、世界ランクナンバーワンの貫録を見せつけた。

通算15アンダーの単独2位には、フレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)が続いている。アンダーソンヘッドもドナルドに負けず劣らずのバーディを量産、1イーグル、8バーディでベストスコアの「62」をマークしている。

そのほか、マット・クーチャー(アメリカ)が通算13アンダーの10位タイ、通算12アンダーの14位タイにリー・ウェストウッド(イングランド)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)。アーニー・エルス(南アフリカ)は通算11アンダーの25位タイでフィニッシュしている。日本から出場している平塚哲二は、第2ラウンドを終えた時点で決勝ラウンドに進むことが出来なかった。

2011年 バークレイズスコットランドオープン