エルスの勢いは収まったが、8打リードで最終日へ

オーストラリアのビクトリアにあるロイヤルメルボルンGCで開催されている、欧州男子ツアーの第5戦「ハイネケンクラシック」。予選ラウンド2日間で18アンダーまで伸ばし、独走態勢に入ったアーニー・エルス（南アフリカ）は、さらに4ストローク伸ばし22アンダーで3日目を終了した。

注目はエルス自身の持つ4日間でのアンダーパー記録「29アンダー」を上回るか。この日のラウンドは1イーグル、5バーディ、3ボギー。2番、5番でバーディを奪ったが、6番で今大会2つ目のボギー。初日イーグルを奪った9番パー5でもボギーを叩くなど、それまでの勢いは収まってしまった。

エルスに8打差の2位には、ガレス・パディソン（ニュージーランド）とアダム・スコット（オーストラリア）の2人。スコットは初日からエルスとラウンドしている。この日はエルスよりも攻めのゴルフでギャラリーの声援に応えた。10番パー5ではスコット、エルスのイーグル競演まで飛び出した。そして、最終日もエルスと同じ組でラウンドすることになった。