ゴルフの聖地セントアンドリュースでの戦い!全英のタイトルは誰の手に
今シーズンのメジャー第3戦「全英オープン」が7月14日(木)から17日(日)までの4日間、スコットランド、セントアンドリュース オールドコースで開催される。
世界4大メジャートーナメントのひとつ「全英オープン」が、今年はゴルフの聖地、セントアンドリュース、オールドコースに帰ってきた。ここは400年前からプレーされていたといわれ、人々に「神が造りたもうた」と畏敬の念をもって呼ばれるほどの名門だ。
そんなコースへ一歩足を踏み入れれば、波のようにうねるフェアウェイが、まず目に飛び込んでくる。さらに、アウトとインでシェアする巨大なグリーン、そして至るところで口を開けている深いバンカーなど、攻略は並大抵のことではない。なかでも14番の通称「ヘル・バンカー」はその名の通り地獄のような難しさ。それに加えて、一度打ち込んでしまうと2度と出ないのではないか、と錯覚するほど長く密集しているラフ、リンクス特有の強風が選手を大いに苦しめる。
これほどの難コースだけに、今大会注目のタイガー・ウッズやビジェイ・シン(フィジー)、フィル・ミケルソン、アーニー・エルス(南アフリカ)といった一流選手でさえ、スコアを伸ばしていくのは至難の技。また、帝王ジャック・ニクラスにとって最後のメジャー戦となる。この大会で有終の美を飾ることができるのか、興味は尽きない。
また、日本からも丸山茂樹、谷口徹、藤田寛之、高山忠洋の4人が参戦。なかでも丸山は、先週の米国ツアー「ジョンディアクラシック」で7位タイに入るなど、コンディションは上々。予選ラウンド初日の組み合わせは、ビジェイ、ジム・フューリックといった強豪勢と周る。全英で勝利の栄冠を掴んでもらいたい。
【主な出場予定選手】
丸山茂樹、谷口徹、藤田寛之、高山忠洋、T.ウッズ、P.ミケルソン、V.シン、S.ガルシア、E.エルス、M.キャンベル、J.フューリック、R.グーセン