2005年 The Barclaysスコットランドオープン

E.エルスらが苦しむ中、M.ラフィーバーが急浮上!谷口は予選落ち

2005/07/09 09:00

スコットランド、グラスゴー、ロックロモンドGCで行われている、欧州男子ツアー第27戦「The Barclaysスコットランドオープン」の2日目。この日、スコア「63」を叩き出し、通算12アンダーで一気にトップに立ったのが、マーテン・ラフィーバー(オランダ)だ。

この日のラフィーバーは、怒濤のバーディラッシュ。6番、7番、さらに13番、14番でも連続バーディを奪うなど、8つスコアを伸ばすことに成功。しかもノーボギーという、完璧なプレーを演じた。このまま勢いに乗れば、2003年の「オランダオープン」以来のツアー2勝目も見えてくる。

これに通算11アンダーで続くのが、強豪のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)だ。前日の7アンダーから、こちらも4つスコアを伸ばし、2位でホールアウト。2日間通して、安定したゴルフを続けており、明日からの決勝ラウンドでも上位に食い込んでくる可能性は高い。

さらに、通算10アンダーの3位タイには初日の12位タイから、浮上してきたダレン・クラーク(北アイルランド)とアレステアー・フォーサイス(スコットランド)、そして23位から這い上がってきた、ジョナサン・ロマス(イングランド)がつけている。

そのほか強豪勢では、アーニー・エルス(南アフリカ)が通算6アンダーの20位タイ。フィル・ミケルソン(アメリカ)は、通算3アンダーの54位タイと低迷。また、日本期待の谷口徹だが、この日スコアを2つ伸ばすも初日の出遅れが響き、通算1オーバーの94位タイで、予選落ちという結果に終わった。

2005年 The Barclaysスコットランドオープン