エルス、マギンリーがジワリと浮上!佐藤はスコアを伸ばせず
2005/03/12 09:00
カタールにあるドーハGCで行われている、欧州男子ツアーの第8戦「カタールマスターズ」の2日目。大会初日、3アンダー9位タイにつけ好スタートを切った佐藤信人だったが、この日は我慢の一日となった。
インコースからスタートした佐藤は、序盤ボギーが先行する苦しい展開。それでもなんとかパープレーでしのぎ前半を折り返すと、後半1、4番でバーディを奪いようやくペースを掴み始める。しかしその直後の5番で痛恨のダブルボギーを叩き、この日はイーブンパーのスコア「72」でホールアウト。通算3アンダーで変わらず、順位も16位へ後退してしまった。
一方、予選ラウンドを終えて単独首位に立ったのはリチャード・グリーン(オーストラリア)。積極的に攻めていたグリーンは、チップインバーディが飛び出すなど、この日6バーディ2ボギーで周り、通算9アンダーまで伸ばした。また1打差の2位タイに、首位スタートのピエール・フルケと、9位タイスタートのロバート・カールソンといったスウェーデン出身の2人が追走している。
そのほか強豪勢は、ニック・ドハティ(イングランド)が通算3アンダーの16位タイ。アーニー・エルス(南アフリカ)、ポール・マギンリー(アイルランド)は、通算2アンダーの24位へ順位を上げた。そして「カールズバーグ・マレーシアオープン」で連覇を達成したトンチャイ・ジェイディ(タイ)も、同じく通算2アンダーでホールアウトした。