P.ミケルソン、3度目の王座か?タイガー復活か?日本から石川遼、池田勇太ら9人が参戦!
世界ゴルフ選手権の第4戦「WGC HSBCチャンピオンズ」が11月4日(木)から7日(日)までの4日間、中国・上海にあるシャーシャンインターナショナルGC で開催される。
世界6大ツアー共同開催のWGCに昇格した昨年の大会は、フィル・ミケルソンがアーニー・エルス(南アフリカ)の猛追をかわし、2度目の大会制覇を果たした。
連覇がかかるミケルソンが今年の優勝争いの中心であることは間違いないが、注目は昨年の大会で6位に終わり、今季はプライベートのスキャンダルで不本意なシーズンを過ごしたタイガー・ウッズ。WGC主催試合ではその強さをいかんなく発揮するタイガーだが、意外にも今大会は未勝利。281週に渡って守り続けてきた世界ランキングトップの座からも陥落したタイガーの初優勝と復活へ向けた想いは強いはずだ。誰もが復活を心待ちにしているだけに、注目度は極めて高いだろう。
そのタイガーを「憧れの存在」と公言する石川遼にも要注目。WGC初参戦となった昨年の大会では世界の並み居る強豪の中にあって17位フィニッシュと大健闘。今年は期待の若手ではなく、日本を代表するゴルファーとして大会に挑む。憧れのタイガーとは今週初めに一緒にプレーする機会を得ており、力の差を痛感するも良い刺激を受けているに違いない。その刺激がどうプレーに影響するか楽しみだ。また、池田勇太、薗田峻輔など日本ツアーを盛り上げる若い世代も出場する。世界を相手にサプライズを起こせるか?その活躍に期待したい。
その他、注目のプレーヤーは昨年のリベンジを誓うアーニー・エルス、タイガーに替わって世界ランク1位の座に就いたリー・ウェストウッド(イングランド)、今季欧州ツアーで圧倒的強さを見せているマーティン・カイマー(ドイツ)、一昨年覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)など。また昨年4位でフィニッシュしている北アイルランドの若手ロリー・マキロイも面白い存在だ。
【注目の主な出場選手】
石川遼、藤田寛之、池田勇太、丸山茂樹、松村道央、平塚哲二、薗田峻輔、宮本勝昌、今野康晴、金庚泰、T.ウッズ、P.ミケルソン、E.エルス、M.カイマー、Y.E.ヤン、R.マキロイ、I.ポールター、C.ビジェガス、L.ウェストウッド