2010年 バークレイズ スコットランドオープン

E.モリナリが欧州ツアー初制覇! 石川遼は56位タイで終戦

2010/07/12 02:37
ヨーロピアンツアー初勝利を飾ったエドアルド・モリナリ

スコットランドにあるロックロモンドGCで開催されている、欧州男子ツアー第28戦「バークレイズ スコットランドオープン」の最終日。通算15アンダーの単独首位からスタートしたエドアルド・モリナリ(イタリア)がそのまま逃げ切り、欧州ツアー初タイトルを手にした。

モリナリは序盤からボギーが先行する苦しい展開。前半で2ストローク落とすと、バックナインでも15番でダブルボギーを叩くなどスコアを落とす。それでも後続の伸び悩みもあり、最終的に2位に3打差をつける通算12アンダーで勝利。次週の「全英オープン」に弾みをつける結果となった。

通算9アンダーの単独2位には、ダレン・クラーク(北アイルランド)。序盤からスコアを落とす展開となり、優勝のチャンスを自ら逃してしまった。通算8アンダーの単独3位に、フランスのラファエル・ジャクリンが浮上。また、エドアルドの弟、フランチェスコ・モリナリも通算7アンダーの4位タイと上位で終えている。

通算3オーバーの55位タイからスタートした石川遼は、この日1イーグル、10ボギーの「79」でホールアウト。通算11オーバーの56位タイに後退し、自身の欧州ツアー初戦を終えた。

パッティンググリーンから1番ティに向かう石川とビジェガス。綺麗なタータンチェックのパンツは残念ながらほとんどお披露目できず
3番でイーグルを奪い、出だしの2つのボギーを一気に取り返した石川遼
風が強くなった7番グリーン。強い風に顔をゆがめる
8番パー3、強風の中ティショットを放つカミロ・ビジェガス
厳しい天候となった最終日。それでも、熱心に観戦するスコットランドのギャラリーたち
10番は強烈な向かい風。ビジェガスのティショットは左に曲がる
16番に来るころには随分と風も弱まってきた
17番パー3でバンカーショットを放つ石川遼
湖の上のボートから観戦する超特別席
1日でこんなに天気が変わるのがスコットランド
4日間、同組で回ったカミロと健闘を称えあう
この人、れっきとしたゴルフ・カメラマンさんです
2位となったが、次週の全英オープン出場権をぎりぎりで獲得したダレン・クラーク
兄弟で最終日最終組となったエドアルドとフランチェスコのモリナリ兄弟。試合が終わると熱い抱擁
イギリスのカーリング代表、イブ・ミュアヘッドがTVレポーターを務めていた
欧州ツアー初優勝を決め、万歳で喜びを表すエドアルド・モリナリ

2010年 バークレイズ スコットランドオープン