2010年 マスターズ

復帰戦のタイガーが7位タイ! 首位にカプルス、池田は17位発進!

2010/04/09 15:55
スタートホールでパトロンの大歓声に迎えられたタイガー・ウッズ (Jamie Squire /Getty Images)

ジョージア州アトランタのオーガスタナショナルGCで8日(木)、海外男子ツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」が開幕した。その初日、フレッド・カプルスが6アンダーで単独首位の座を奪取。復帰初戦となるタイガー・ウッズは4アンダーの7位タイと、上々の滑り出しを見せている。

タイガーは、8番と15番のパー5でイーグルを奪うなど、ブランクをまったく感じさせないプレーを展開。2イーグル、3バーディ、3ボギーの「68」にまとめ、首位に2打差と好ポジションにつけた。

上位にはベテランが躍進した。昨年で50歳を迎えたカプルスは今年からシニアツアーにも参戦し、ここまで5試合を消化して3勝と、圧倒的な実力を見せている。最高峰の舞台「マスターズ」においても「横風でグリーンに乗せるのが大変だった」という中で7バーディ、1ボギーと終始安定したプレーを見せ、並み居る強豪たちを抑えて最高のスタートを切っている。

5アンダーの2位タイにつけているのは60歳のトム・ワトソン。3度目のタイトル獲得を狙うフィル・ミケルソンのほか、リー・ウェストウッド(イングランド)、Y.E.ヤンチェ・キョンジュ(ともに韓国)の5人が並んでいる。

日本勢では、今大会初出場となる池田勇太が素晴らしいプレーを見せた。前半を1オーバーで終えると、13番のバーディを皮切りに、15番パー5で2オン2パットのバーディ、さらに16番パー3でも1.5メートルを沈めて連続バーディ。2アンダーの17位タイと上位で初日を終えた。2連続バーディと最高のスタートを切った石川遼は、その後は5ボギーを叩くもイーブンパーの「72」にまとめて32位タイ。片山晋呉は前半からボギーが先行し、3オーバーの63位タイで終えている。

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