英国・アイルランド選抜、大陸ヨーロッパ選抜の追い上げをかわし勝利!
フランスのパリにあるサン・ノム・ラ・ブロテッシュ GCで開催されている、大陸ヨーロッパ選抜対英国・アイルランド選抜のチーム対抗戦「ビベンディ・トロフィwithセベリアノ・バレステロス」の最終日。16.5対11.5で 英国・アイルランド選抜が勝利を手にしている。
英国・アイルランド選抜と大陸ヨーロッパ選抜の戦いもいよいよクライマックス。この日はシングルマッチ10試合が実施された。第1試合は北アイルランドの若武者ロリー・マキロイVS北欧の雄ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。実力者同士による注目の対決は、激戦の末にマキロイが勝利。グラエム・マクダウェルVSロバート・カールソン(スウェーデン)による第2試合はマクダウェルが勝利し、北アイルランド勢で2勝を英国・アイルランド選抜にもたらす。
第3試合、アルバロ・キロス(スペイン)とアンソニー・ウォール(イングランド)の引き分けを機に、大陸ヨーロッパ選抜が反撃開始。ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)、ソレン・ハンセン、ソレン・ケルドセン(共にデンマーク)がロス・フィッシャー、スティーブ・ウェブスター、サイモン・ダイソンのイングランド勢3人を立て続けに撃破。しかし、続く第7試合はロバート・ロック(イングランド)が強豪ゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)に勝利。
第8試合ではアンダース・ハンセン(デンマーク)がニック・ドハティ(イングランド)に7&6という予想外の大差で圧勝、ピーター・ハンソン(スウェーデン)とクリス・ウッド(イングランド)の第9試合は両者譲らずハーフ。そして、第10試合ではフランチェスコ・モリナリ(イタリア)がオリバー・ウィルソン(イングランド)に5&4で快勝。
最後は大陸ヨーロッパ選抜が意地を見せたが、3日目までの差を詰め切るには至らず、16.5対11.5で英国・アイルランド選抜が大会5連勝を飾った。