2012年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント

有村、パットのフィーリング向上で上位追撃へ

2012/05/26 18:19
パッティングさえ悩みが晴れれば、快晴まであとわずか!?

先週からグリーン上で苦しんでいる有村智恵は、「ヨネックスレディス」初日を終えると、パッティングリーンでいつも使っている練習器具を取り出した。小さな板の上に球を載せ、20センチ程先に2つのパチンコ玉をちょうど球一個が通る幅で置いて、その間を通すというコンパクトな器具だ。

そして、先週使ったネオマレット型のパター(オデッセイXG#7H)で打ってみると、ほとんどのパットがパチンコ玉の間を通っていく。「今日はパターを変えて挑みました」。有村の気持ちはすぐに固まった。

2日目はボギーが先行したものの、3バーディ2ボギーの「71」。通算イーブンパーの24位タイへとじわり浮上を果たした。「パットのフィーリングはだいぶ良くなってきたけど、それがまだ結果につながっていないなと。ショットもチャンスにつけることが少なかったので、もう少しという感じが続いています」。しかし、スコアや順位の割に有村の表情は明るく見える。

「明日はビッグスコアを出さないといけないので、しっかりとチャンスを作っていきたいです」。パットと違い、ショット修正はお手のもの。どことなく、自信すら感じられるコメントだった。(新潟県長岡市/今岡涼太)

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