2014年 東芝クラシック

カプルスが逆転でシニア通算10勝目 井戸木鴻樹は32位

2014/03/17 10:37

◇米国シニア◇東芝クラシック 最終日◇ニューポートビーチCC(カリフォルニア州)◇6,591ヤード(パー71)

大混戦となった優勝争いを制したのは、4位からスタートしたフレッド・カプルス。上がり2ホールの連続バーディフィニッシュで頭1つ抜け出し、通算15アンダーで僅差の終盤戦を制した。カプルスは2010年に次ぐ大会2勝目。昨年2位に終わったリベンジを果たすとともに、節目となるツアー通算10勝目を手にした。

2打差リードの単独首位で迎えたベルンハルト・ランガー(ドイツ)は、前半に2つ落として自ら混戦を招く展開に。15番までに3バーディを奪い盛り返したが、バーディを獲ればプレーオフという最終18番はパーに終わり、こちらも節目となる通算20勝目はお預けとなった。コリン・モンゴメリー(スコットランド)、スティーブ・ペイトとともに、通算14アンダー2位タイに終わった。

16位から出た井戸木鴻樹は4バーディ、4ボギーの「72」でスコアを伸ばせず、通算7アンダーの32位に大きく後退。上位フィニッシュはならず、開幕から4試合連続で30位の壁を越えられなかった。

2014年 東芝クラシック