2013年 チャールズ・シュワブ・カップ選手権

カプルスが圧勝で有終の美 ペリーが初の年間王者を獲得

2013/11/04 09:26
カプルス(左)が最終戦で待望の今季初勝利。ペリーが初の年間王者戴冠を決めた(Ezra Shaw /Getty Images)

◇米国シニア◇チャールズ・シュワブ・カップ選手権 最終日◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇7,127ヤード(パー71)

今季最終戦を制したのは、ここまでシーズン未勝利が続いていたフレッド・カプルス。2位に5打差の独走首位からスタートした最終日も3バーディ、1ボギーと安定したプレーを続け、後続に6打差をつける通算17アンダー。圧勝で2013年シーズンを締めくくる有終の美を飾った。

通算11アンダーの2位タイにベルンハルト・ランガー(ドイツ)、ピーター・シニア(オーストラリア)、マーク・オメーラの3人。さらに1打差の5位タイに、ケニー・ペリー、ロコ・メディエイト、マーク・カルカベッキアバート・ブライアントの4人が続いた。

そして、年間王者を決めるポイントレース「チャールズ・シュワブ・カップ」と、賞金王争いが決着。

トップのペリーを612ポイント差で追うランガー(ドイツ)との一騎打ちとなっていたポイントレースでは、優勝が逆転への最低条件だったランガーが2位タイに終わったため、ペリーが初の年間王者戴冠を決めた。

逆に、ランガーがペリーに約10万ドル差をつけてトップに立っていた賞金王争いでは、ランガーが昨年に続きタイトル防衛に成功。最終戦までしのぎを削った両雄が、2大タイトルを分け合った。

2013年 チャールズ・シュワブ・カップ選手権