2003年 ロングアイランドクラシック

再逆転!J.ソープが15アンダーで終盤に捲くった!!

2003/08/18 09:00

米国チャンピオンズツアー『ロングアイランドクラシック』の最終日。2日目に10ストローク伸ばし単独首位に立ったジム・ソープが4番ホールでダブルボギーを叩き、首位の座を明け渡した。この時点で首位に立ったのは、初日から2位につけていたボブ・ギルダーだった。堅実なゴルフが持ち味のギルダーは、14番ホールまでに4つのバーディを奪い13アンダーまで伸ばした。

一方、出足でつまづいたソープは、7、8番で連続バーディを奪い完全に立ち直った。後半に入ると12番パー5でギルダーを捕えた。14番でギルダーがバーディを奪い再び一歩抜け出したが、ソープは慌てなかった。16番パー3で追いつくと、17番パー5では3日連続となるバーディで再逆転。通算15アンダーまで伸ばしたソープが、昨年のカントリーワイドトラディション以来のツアー6勝目を飾った。

今週はパー5が後半の2ホールしかなく、その2ホールで確実にバーディを奪ったソープに軍配が上がった。堅実なゴルフのギルダーは、初日と最終日にノーボギーでラウンドしたが、最終日上がり4ホールでバーディを奪えなかったのが敗因になったようだ。

今週日本からは、海老原清治が唯一出場していた。その海老原は初日4アンダー4位の好位置につけていたが、2日目に3ストローク落とし31位に後退してしまった。そして最終日はスコアを1つ伸ばし2アンダーでフィニッシュしたが、順位は31位のまま。今週も上位に入ることは出来なかった。

2003年 ロングアイランドクラシック