2003年 ロングアイランドクラシック

海老原清治が4アンダー4位。ツアー初優勝なるか!?

2003/08/16 09:00

米国チャンピオンズツアー第22戦『ロングアイランドクラシック』初日。怒涛の勢いで首位に立ったのは、今シーズン2月に行われた「ベライゾンクラシック」で1勝しているブルース・フライシャーだった。2番パー3でバーディを奪ったフライシャーは、5番パー3まで4ホール連続バーディを奪い勢いに乗った。その後も4ストローク伸ばしこの日はノーボギーの完璧なラウンドを見せている。

2打差の6アンダーにはボブ・ギルダーがつけている。こちらもノーボギーの安定したゴルフで好位置につけた。ギルダーも4月の「エメラルドコーストクラシック」で優勝し、シーズン2勝目を狙っている。

さらに1打差の5アンダー単独3位にはビンセント・フェルナンデス。上位2人とは対照的に、いきなりダブルボギーを叩く苦しいスタートになった。4番でもボギーを叩いたが、その後は8つのバーディを量産し順位を上げてきた。

そして日本の海老原清治が、首位と4打差の4アンダーをマークし4位につけた。昨シーズンは欧州シニアツアーで賞金王に輝き、チャレンジツアーのQスクールを突破。しかしシーズンが始まってからは、3月のマスターカードクラシックで8位に入ったのが最高で、トップ10以内が1度しかない。今週は自己最高と共にツアー初優勝も狙ってもらいたい。

2003年 ロングアイランドクラシック