上位は変わらず! 青木功が6アンダー9位に浮上!!
2003/07/27 09:00
スコットランドのウェスティンターンベリーリゾートで開催されている「全英シニアオープン」は3日目の決勝ラウンドに入った。
2日目に9アンダーで首位に立ったカール・メイソンがスコアを5つ伸ばし14アンダーにすると、8アンダー2位からスタートしたD.A.ワイブリングも5つ伸ばしてピタリとマーク。さらに、7アンダー3位からスタートしたトム・カイト、トム・ワトソン、ブルース・サマーヘイズの3人は、仲良く4ストローク伸ばし11アンダーにしている。上位陣に目立った変動はない。
米国チャンピオンズツアーは、通常予選ラウンドというモノはないが、今大会は欧州シニアとの共同開催で、メジャーということもあり141名の選手が出場していた。日本からも7名が出場していたが、井上久雄、ドラゴン滝、福沢孝秋の3名は予選落ち。青木功、須貝昇、高橋勝成、海老原清治の4名が決勝ラウンドに進むことになった。
中でも60歳を過ぎてなお日本のエースと呼ばれる青木功が、スコアを伸ばし上位に進出してきた。2アンダー19位タイからスタートした青木は、7番ホールから4連続バーディを奪うなど、この日6バーディ、2ボギー。通算6アンダーで9位タイまで浮上している。
青木と同じ9位には、帝王ジャック・二クラスもスコアを3つ伸ばして浮上している。同じ9位ということもあり、明日最終日は2人が同じ組でラウンドする可能性が高くなった。
青木以外に日本勢だが、須貝はもちろん昨年の優勝者だが、海老原、高橋も昨年の大会では5位に入る大健闘をした。そして、今年も揃って決勝ラウンドに進んだのだが、須貝と高橋はスコアを落としてしまった。しかし昨年欧州シニアツアーで賞金王になった海老原は、3ストローク伸ばし2アンダー22位に浮上してきた。