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福田が大混戦を一歩リード! 有村が1差2位で続く

◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 初日◇みずなみCC(岐阜)◇6,537ヤード(パー72)

ツアー未勝利、31歳の福田裕子が7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、6アンダーでフィニッシュ。多くの選手が上位にひしめき合う大混戦を一歩抜け出し、自身初となる単独首位発進を決めた。

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5アンダーの2位タイには、2週連続優勝がかかるアン・ソンジュ李知姫イ・ナリ黄アルムの韓国勢と、有村智恵永井奈都の6人。4アンダー8位タイに、服部真夕馬場ゆかり辻村明須香ら6人、さらに1打差の14位タイに笠りつ子森田理香子穴井詩ら7人が続いている。

<首位の福田裕子、パターのグリップ交換が奏功>
今年の夏は日照時間も長く、ゴルフ場にとっては過酷な状態が続いている。コースの管理課やグリーンキーパーに話しを聞くと、グリーンを刈りたいけど、短くしすぎると芝が焼けてしまって台無しになってしまうという。今週の会場となる、みずなみカントリー倶楽部も例外ではなく、グリーンのメンテナンスには苦労を重ねた。水分の補給を十分に行うことはできたが、その分、例年よりも少し柔らかい状態となっている。

初日のラウンドを終えた選手たちからは「グリーンが重くて・・・」という言葉が判を押したように飛び出した。そのグリーンの重さにいち早く気づいた福田裕子は、対応策としてパターのグリップを交換したという。

「先週、先々週とパッティングのフィーリングが合わなかったのもありますが、今週に入って練習ラウンドで、すごくグリーンが重いなと感じました。なので、パターのグリップを太いタイプに換えました。細いグリップだと力が入ってしまうので・・・」。

グリーンが遅い分、普段よりもしっかりと打たなければならない。すると自然とグリップに力が入りストレートにストロークが出来なくなると、判断した福田は、太いグリップを軽く握ることで、パッティング時の振り子のバランスを崩さずに打てると考えた。その作戦が奏功し、この日7バーディ、1ボギーの6アンダー、自身初となる初日単独首位スタートとなった。

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