2010年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/17〜02/21 場所:リッツカールトンGC(米国アリゾナ州)
遼、3回戦進出!優勝候補が次々に消える
アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開催されている、世界ゴルフ選手権の今季第1戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の2日目。石川遼が、第64シードのロス・マクガワン(イングランド)を制し、3回戦進出を決めた。
この日の石川は1回戦のようなスーパーショットは飛び出さなかったが、アプローチでしっかり寄せてパーを拾うなど粘りのゴルフを見せた。2番、9番と途中2回ほど相手にリードを許したが、直後のホールを取り返したためピンチに陥ることは無かった。終始落ち着いたプレーを続けた石川が、13番で2アップのリードを奪うと、14番で1つ取り戻されたが、そのままリードを保ち1アップで勝利を収めた。
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3回戦で石川と対戦するのはタイのトンチャイ・ジェイディ。1月に行われたロイヤルトロフィーではチームメイトとして戦っている。そして、石川と同じブロック(ボビー・ジョーンズブランケット)で勝ちあがっているのは、インドのジーブ・ミルカ・シンとイングランドのイアン・ポールター。石川が3回戦を勝ち上がった場合はこの2人の勝者と対戦することになる。石川にとっては馴染みの深い選手たちとの対戦が続きそうだ。
注目選手では、今大会第2シードのリー・ウェストウッドが、1回戦で池田勇太を下したニック・ワトニーに敗れる波乱。また、今大会屈指のカードとなったのがアーニー・エルスとレティーフ・グーセンの対戦。南アフリカ出身でジュニア時代からの仲良し対決は、18ホールで決着が付かずエキストラホールへ突入。そして通算20ホール目で今季好調のグーセンが勝利を掴んだ。また、前回覇者のジェフ・オギルビー(オーストラリア)もカミロ・ビジェガス(コロンビア)に敗れ2回戦で姿を消すことになった。