2010/06/02スピード上達!

アプローチはミスの玉手箱??

疑わしいのはアドレス 「トップにシャンク、ダフリ・・・。アプローチはミスの玉手箱。どんなミスでも出せる自信がありますよ(笑)。根本的にどこか間違っているのでしょうか???」(志村さん、ゴルフ歴5年) アプローチでいろんなミスが出てしまうとき、まず疑わしいのは、アドレスです。特にオープンスタンスの作り方を間違えると、いろんなミスが飛び出しますよ。まずは、スクエアに構えてみてください。 スクエアに構えたとき スクエアな状態でのボールと足の位置関係を、よく見てくださいね。ボールは中央より、やや右足寄りにあり、特に問題はありません。スタンスの方向に振っていけば、しっかりヒットできるはずです。ところが、...
2010/12/22スピード上達!

胸を張ってゴルフをしてますか?

「インパクトで左肘が引けてしまうんです・・・」 「プロのインパクトを見ると、左肘がピーンと綺麗に伸びています。一方、自分のインパクトはどうしても左肘が曲がって、後方に引けてしまうんです。意識して左肘を伸ばそうとしても、なかなか直すことができません・・・」(石井さん、ゴルフ歴1年未満) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ武蔵境 肩をすぼめたアドレスに問題アリ ゴルフスイングの大半を決めるのは、アドレスの姿勢と、個人個人のフィジカルな特徴だといって過言ではありません。まず、アドレスで気になるのは、肩をすぼめた感じになってしまっていることです。では、肩をすぼめると、スイングにどんな悪影響が出やすいでし...
2011/03/24スピード上達!

飛距離不足をフィジカル&サイエンスで解消! 後編

ボールを挟んで理想のテークバックに! 腰までクラブを上げたハーフウェーバックでは、シャフトが飛球線と平行になり、クラブフェースは前傾角度と平行になることが理想。これは前回お話した通りです。 正しいハーフウェーバックを目で確認する他に、ボールを挟んだ練習方法もあります。このように前腕にボールを挟むだけです。どんな効果があるかというと・・・。 【撮影協力】コナミスポーツクラブ目黒 上半身、腕、クラブの一体感を養います 理想的なスイングでは、常にクラブヘッドが上半身の正面にあるんです。アドレスでセットした上半身、腕、クラブの形が、そのまま一体となって動けば、いつもヘッドは体の正面にあるはずですよね。...
2011/02/03スピード上達!

肩だけ開く人は姿勢に問題アリ?

「ショットは全部右ばかり。私のアドレスどこか変?」 「ショットはどれも力なく右に飛んでいく感じで、もうイヤ!どうしても狙った方向にビシッと飛んでくれません。アドレスが悪いと言われたのですが、具体的にどこに気を付けたら良いでしょうか??」(小寺さん、ゴルフ歴1年未満) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ武蔵境 肩だけ開いてちゃってますよ ちょっと、いつものようにアドレスしてみて下さい。うーん、スタンスはターゲットラインに平行なのに、肩だけが開いちゃっていますよ。肩が開くと、クラブが外から降りてくる形になり、フェースが開いた状態で当たります。ですから、右にばかり行くんです。どうしたら良いでしょう? ...
2011/01/06スピード上達!

股関節が固いと一体どうなる??

「フォローで伸び上がってしまいます」 「インパクトからフォローにかけて、どうしても体が伸び上がってしまう癖があるんです。意識して浮き上がらないようにしても、なかなか直せません。どこに問題があるのでしょうか・・・」(石井さん、ゴルフ歴1年未満) 【取材協力】コナミスポーツクラブ武蔵境 腰がしっかりと回っていない弊害 フォローで伸び上がってしまう一つの原因は、腰がリードするような形で、しっかりと回っていないからです。インパクトで腰が止まってしまうと、腕の通り道が詰まって 、左肘が引けたり、腰を前に突き出したり、伸び上がったり、フェースが開いたまま当たったり、さまざまな弊害が出てきますよ。 腰はトッ...
2011/01/13スピード上達!

タメを作るエクササイズで飛距離UP

「ダウンスイングで腕が伸びてしまいます」 「プロのダウンスイングを見ると、インパクト直前まで右肘が曲がった状態をキープしています。でも、自分の場合、どうしてもダウンスイングの早い段階で、右肘が伸びてしまうんです・・・」(石井さん、ゴルフ歴1年未満) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ武蔵境 当たる前に右腕が伸びるとパワーが生まれません たとえば、速いボールを投げられる人は、肘の使い方が上手なんです。肘を曲げた状態をキープして、投球する瞬間に肘を解放することで、パワーを生んでいるからです。つまり、右肘のタメがゴルフの飛距離アップにも関わってきます。 タメがないとショットも乱れますよ もちろん飛距離...
2011/01/27スピード上達!

ゴルフに腹筋力。意外と重要です!

「前傾姿勢を保てません!!」 「アドレスで作った前傾姿勢を、スイング中に崩さないことが大切だといいます。でも、そんなの全然ムリ!特に、インパクトの後で、どうしても上半身が起きてしまい、前傾姿勢が保てないんです」(小寺さん、ゴルフ歴1年未満) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ武蔵境 振られてしまっている感じですね 確かに、インパクト後に上半身が、起き上がってしまっていますね。クラブを振っているというよりも、振られてしまっている感じです。では、どんな感覚でスイングすれば、前傾姿勢を保てるのでしょうか? 胸がボールに向いているような意識 アドレス時の前傾姿勢をキープするには、スイング中に胸がボールを...
2010/09/16スピード上達!

ゴルフでNGな野球の癖は何ですか? -その1-

「野球のスイングをゴルフに生かしたい!」 「以前、野球をやっていましたが、ゴルフのスイングは野球のようにはいかないことを実感してます。でも、その違いが何なのか、分かりません。野球のスイングを生かしつつ、ゴルフに通じるポイントを教えて欲しいです!」(山内さん、ゴルフ歴1年) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西 振る基本は同じですが・・・ 体重移動や肩の使い方など、振る基本は同じ。男子たるもの、子供の頃、野球に親しんだ経験をゴルフスイングにも大いに生かしたいですよね。しかし、大きな違いもあります。そこを意識して練習しないと、悪い癖が染みついてしまう可能性も大。では、何が違うのでしょうか? 野球...
2010/09/23スピード上達!

ゴルフでNGな野球の癖は何ですか? -その2-

「野球打ちだとスライスになるのは何故?」 「野球と違って、ゴルフでは腰が流れたり浮いたりしないよう、9時から3時の間では、おヘソが下に向くよう意識しています。ビッグスライスは軽減しましたが、それでもやはりスライスが出ています。他に野球の癖でNGなところはありますか?」(山内さん、ゴルフ歴1年) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西 野球感覚だとテークバックで開きます いつものスイングで、クラブを腰の高さまで上げてみてください。ここまで上げた時点で、かなりフェースが開いてしまっているのが分かりますか?バッティングのような感覚でテークバックしているからです。 これが腰の高さでの正しいフェースの向...
2011/07/28スピード上達!

飛距離UPの集中治療現場・潜入レポート(2)

「グリップの問題だけではなさそう・・・」 「前回、右グリップを絞りすぎていたことが、自然なフェースローテーションを妨げ、開いたままボールに当たっていることを指摘されました。これで、大きなスライスは軽減されてくると思いますが、ビックリするくらい飛ばない原因は、まだ他にもありそうですね・・・」(野田さん、ゴルフ歴10年、ベスト86) 【お知らせ】7月末までゴルフアカデミー体験レッスン無料キャンペーン!さらに10,000GDOポイントが当たる! 普段の姿勢をチェックしてみましょう どうして、ビックリするくらい飛ばないのか?今回は、フィジカル的な問題について、もう少し深く探っていきましょう。まずは、普...
2011/08/31スピード上達!

飛距離UPの集中治療現場・潜入レポート(5)

フィジカルで強化すべきポイントは? 「前回、かなりアウトサイドにテークバックしてしまう癖を指摘されましたが、飛距離アップのために必要な、フィジカル的な問題はないでしょうか?体の根本的なところに弱点がないかも、チェックしたいんです」(向井さん、ゴルフ歴15年) ポイントとなるのは股関節、肩関節、体幹です ゴルフのスイングで、フィジカル的なポイントとなるのは、股関節と肩関節の可動域。そして、スイングのバランスや体の各部分の連動した動きに関わる体幹の筋肉です。 まずは、股関節周りに関してチェックしてみましょう。股関節の可動域を知るだけでなく、ゴルフに必要な股関節の動きを再確認することにもつながります...
2011/08/23スピード上達!

飛距離UPの集中治療現場・潜入レポート(4)

「白ティからでもスコアをアップしたい!」 「レディスティからだと90前後のスコアで回れますが、白ティになると、100くらい。スコアが一回りくらい違ってしまうんです。やはりネックは飛距離。白ティからでも余裕のゴルフができるように、飛距離アップを目指したい!」(向井さん、ゴルフ歴15年、ベストスコア:レディスティ86、白ティ90) 【お知らせ】8月末までゴルフアカデミー体験レッスン無料キャンペーン実施中! まずはダウンスイングの軌道をチェック 以前は、ものすごいカット打ちで、ビッグスライサーだったといいますが、今のスイングはどうでしょうか? ポイントとなるのは、飛球線後方から見て、アドレス時の首と...
2011/07/19スピード上達!

飛距離UPの集中治療現場・潜入レポート(1)

「ビックリするくらいに飛ばないんです・・・」 「ゴルフ以外のスポーツでは、乗馬などもやっているし、決して足腰に自信がないわけではないんです。なのに、自分でもビックリするくらいに飛ばなくて悩んでいます。スライスが大きいので、パワーや飛距離はかなりロスしていると思うのですが・・・」(野田さん、ゴルフ歴10年、ベスト86) 【お知らせ】7月末までゴルフアカデミー体験レッスン無料キャンペーン!さらに10,000GDOポイントが当たる! ヘッドスピードは遅くないですよ 確かに、体格的に見ても、もっと飛ばしそうな感じなのに・・・。ヘッドスピードは35、6m/sくらいで、極端に遅いわけではありませんね。しか...
2011/08/04スピード上達!

飛距離UPの集中治療現場・潜入レポート(3)

「フィジカルで鍛えるべきところは?」 「フェースが大きく開くようなグリップになっていたこと。そして、テークバックで右足が流れて、しっかり受け止めていなかったこと。スライスが軽減されてくれば、きっと飛距離は伸びてくると思いますが、他にフィジカルで鍛えるべきところはありますか?」(野田さん、ゴルフ歴10年、ベスト86) その前に再度グリップをチェック! 飛距離をアップするトレーニングをご紹介する前に、もう一度、グリップを確認してみましょう。なんだか、最初のグリップに戻っていませんか?左手の2つのナックルが見えるくらいに握ったら、右手は左の手のひらと向き合うように、少し下から握る感じが理想でしたよね...
2011/11/16スピード上達!

スライスの洗礼から、いかに脱却するか?最終回

バーチャルラウンドで総仕上げ! 体に染み付いてしまったスライスの癖。その年月が長いほど、反射的にスライス癖が戻り、なかなか一筋縄には解消しがたいところです。でも、これまでお話してきたレッスンを忠実に実践していただければ、きっとスライスの洗礼を脱し、ショットに開眼するはずです。 さて、今回は総仕上げ!実戦の思わぬところで、スライス癖がぶり返してしまわないよう、実際のラウンドで気を付けるべきポイントについてレッスンしていきましょう。舞台は北海道クラシックゴルフクラブの4番ホールです。(受講者・西川さん、ゴルフ暦2年半、ベストスコア106) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ目黒 スタンスを左に逃がさ...
2011/11/02スピード上達!

スライスの洗礼から、いかに脱却するか?(3)

ダウンスイングの軌道を正す! 前回は、スライスに長年悩まされてきた人の、典型的なアドレスを正しました。今回は、いよいよスイングの軌道に踏み込んでいきましょう!誰もが通るスライスの洗礼からの、的確な脱却方法を施さず、ずっと我流で対処してきた人は、悪しきアウトサイドインの軌道に冒されているはずですよ! ただし、アウトサイドインに降りてしまうからといって、インサイドに引けばいいという単純な問題ではありません。まず、改善すべきはハーフバックです。(受講者・西川さん、ゴルフ暦2年半、ベストスコア106) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ目黒 ハーフショットでもかなり右に打ち出していますよ まずは、7番ア...
2011/11/09スピード上達!

スライスの洗礼から、いかに脱却するか?(4)

トップでクロスしていませんか? 正しい軌道に上げることができれば、ダウンスイングでは同じ軌道に戻ろうとすることを念頭に置いて、前回のハーフバックからいよいよトップへ。 テークバックでのスライスの悪しき習慣が抜ければ、ダウンスイングも自然に修正されてきますので、スライスからの脱却まであと一歩です!さて、トップの形を見てみると、こんな風に飛球線に交差するように、シャフトがクロスしていますね…。 【撮影協力】コナミスポーツクラブ目黒 開いたフェースを外から入れて戻す癖 正しいハーフバックは前回レッスンした通りですが、このハーフバックの段階でフェースが大きく開く癖があると、クラブを外から降ろして、フェ...
2011/10/26スピード上達!

スライスの洗礼から、いかに脱却するか?(2)

スライスの洗礼を放っておくと・・・ スライスの洗礼から脱却するための第一歩として、前回は、グリップの基本についてお話しました。しかし、ゴルフを始めた誰もが通る、スライスの洗礼を長年そのままにしておくと、アドレスやスイングにも影響を及ぼし続け、いつしか悪い癖となって定着してしまいます。 今回は、アドレスを中心にその悪い癖を解きほぐしていきましょう。スライスの洗礼を放置したスライサーである受講者が、典型的な悪癖を見せてくれますよ。(受講者・西川さん、ゴルフ暦2年半、ベストスコア106) ◆10月末までゴルフアカデミー体験レッスン無料キャンペーン実施中!◆ アドレスで右肘が突っ張っていませんか? ゴ...
2011/09/08スピード上達!

飛距離UPの集中治療現場・潜入レポート(6)

カット打ち撲滅の総仕上げ 「長年、アウトサイドインのカット打ちが染み付いていましたが、テークバックに注意することと、体幹の筋肉を鍛えることで、脱出の糸口が見えてきました。他に、アウトサイドインを撲滅するドリルなどがあれば教えて欲しいです!」(向井さん、ゴルフ歴15年) Vゾーン内に降りてくるようになりました 向井さんは、テークバックで外側に引く癖があったので、ダウンスイングも外から降りてきやすくなっていました。ダウンスイングは、テークバックの軌道を辿ろうとするからです。 ダウンスイングをインから降ろそうと意識しても、思うようには行きませんが、テークバックに意識を向けることで、自然にダウンスイン...
2011/04/14スピード上達!

飛ばない原因はテークバックにあり!

飛ばない原因はテークバックにあり 「理想のスイングを実現するために、肩関節が外側に動きにくい欠点を克服すべきことが、フィジカルチェックで分かりました。飛んでブレないスイングを実現するために、テクニックとして、今できることは何でしょうか?」(佐々木さん、ゴルフ歴3年、ベストスコア87) 【撮影協力】コナミスポーツクラブ目黒 ハーフウェーバックでインサイドに引きすぎ 前回、肩関節が外側に動きにくいことが、理想的なスイングの妨げになっていたことがわかりましたね。今回は、佐々木さんのフィジカルの特徴を前提としつつ、最大限のパワーをボールに伝えるためのテクニックについて、レッスンしていきましょう。 まず...