2023/11/30U-25世代LESSON

「スイングのタメは正確性UPのため」米澤蓮

グランドからスピンをかけるようなことも遊びでやっていました」と、その遊びがいまに生きているのは間違いないだろう。決して飛ばし屋ではないが、噛めば噛むほど味の出るベテラン顔負けのプレーヤー。読者の皆さんも24歳のテクニックをじっくりと味わってほしい。(取材・構成/服部謙二郎)
2023/09/25一歩上の実戦テクニック

プロでも難しい逆目のアプローチ 「短く握る」は正解? 横田英治

2打目のアイアンショットがグリーン奥にこぼれてしまったよくあるケース。ピンはショートサイド(エッジから近く)でただでさえ難しい状況なのに、ボールがある位置はなんと逆目。ちょうどホール間の導線に位置し、芝はしっかり踏まれている…。アプローチの中で最も難度が高いともいわれる「逆目のラフ」攻略法を、横田英治プロに教えてもらった。 1. ライをじっくり見極める まずは、ボールの近くの似たようなライを探して素振りをしましょう。それだけでもボールの状況がどうなっているか、かなりの情報を得ることができます。 「ラフが深くて逆目が強く、球のコントロールができなそうか」、「ラフが浅くて逆目がそれほど強くなく、...
2023/09/11一歩上の実戦テクニック

「2段グリーンのロングパット」 3つの傾斜を読みましょう 横田英治

グリーンオンしたものの、ピンまで20m近く残ったシチュエーション。しかも、2段グリーンでピンは上の段。途中の傾斜も左右どちらに曲がるかわかりにくく、距離感を出すのも難しい。うーん、困った、どうしよう…。横田英治プロ助けて! 1. グリーンの外から情報収集 今回のような難しい2段グリーンに限らず、グリーンの中に入ってしまうと、見えにくい傾斜は意外とたくさんあります。外からしか見えない情報もありますので、どんなグリーンでも20yd手前ぐらいから俯瞰で見て情報収集しましょう。全体の傾斜を何となく把握するだけでも、パッティングのラインを読む時の助けになります。勝負はグリーンに上がる前から始まっていま...
2023/09/04一歩上の実戦テクニック

上手い人ほどやっているアプローチ「9番アイアンでトウヒット」 横田英治

プロや上級者のアプローチを見ていると、グリーン周りからウェッジ以外のクラブを使うケースをよく目にする。ウェッジでスピンを効かせて寄せるだけでなく、状況に応じてロフトの立ったクラブで転がしたりと、バリエーションが実に豊富だ。より上を目指したいと考えているゴルファーのために、9番アイアンとユーティリティを使った実戦向きなアプローチ方法を横田英治プロに教えてもらった。 1. 球をフェースのトウ寄りにセット 9番アイアンのアプローチと聞くと、「ロフトが立っているので球が飛びすぎるのでは?」という恐怖心があると思います。それを払拭するために、アドレスでヘッドのトウ寄りにボールを置き、フェースのトウ寄り...
2023/08/28一歩上の実戦テクニック

つま先下がりは「近くに立つ」or「遠くに立つ」どっちが正解? 横田英治

ティショットを引っかけて球は左の傾斜地へ。つま先下がりのラフでなんともイヤ~なシチュエーション。ボールにしっかりコンタクトするのが難しいこの状況から、グリーンオンさせるための打ち方を横田英治プロに教えてもらう。 1. 敢えて球をスライス回転させる アマチュアの皆さんは、傾斜の中でも「つま先下がり」と「左足下がり」が苦手な方が多いと思います。これは、どちらも自分の後方に傾斜があり、クラブの通り道が狭くなるからです。ダフリやすく、難度の高いショットであることは間違いありません。 つま先下がりでは、「球が右に行きやすい」と考える方は多いと思います。決して間違いではありませんが、それを嫌がって左に引...
2023/08/14一歩上の実戦テクニック

155ydのパー3「6番だと大きくて7番だと短い…」“ビトウィーン”どう打つ? 横田英治

賞品のかかったニアピンホール、ピンまで距離を測ると「155yd」。自分の6番アイアンは160ydと少し大きく、7番アイアンだと150ydで少し短い…。いわゆるビトウィーンと呼ばれる番手間の距離。そんな困った状況を打破する対策を、横田英治プロに教えてもらう。 1. 「迷わず短い番手にする」をひとつの選択肢に 私の経験上、アマチュアの方はグリーンにさえ乗せてしまえば、ミスの確率はグッと減ります。この状況で考えたいのは、まずグリーンに乗せること。ピンがグリーンセンターと想定した場合、大抵はピンから手前のエッジまで15ydはあります。ということは7番で打ってもピン手前のエリアには乗せられるということ...
2023/08/07一歩上の実戦テクニック

プロでも難しいピンまで50ydのバンカーショット 「近くに立つ」は正解? 横田英治

「あの距離のあるガードバンカーには絶対に入れてはいけない」。と、分かっているのに入れてしまうのが我々アマチュアの常。グリーンまでは別のガードバンカーがあり、直接ピンを狙うとそこに入れてしまうリスクもある。安全に横の花道に出すという選択肢もあるが、上を目指すには“最低限グリーンに乗せるバンカーショット”も覚えておきたい。成功確率をアップさせるポイントを横田英治プロに教えてもらう。 1. 番手はピッチングウェッジか9番アイアン この状況で私たちプロがいちばん恐れるのは“ホームラン”して、グリーン奥に打ちこんでしまうこと。ショートして手前のバンカーに入れてしまっても、サンドセーブすることはできます...
2023/07/31一歩上の実戦テクニック

「傾斜なりor傾斜に逆らう」 正解はどっち?グリーン面が見えない左足上がり 横田英治

セカンド地点、打ち上げでしかもグリーン面が見えない状況。左足上がりで距離感をつかみにくく、なおかつどこを狙うのかもわかりにくい。アマチュアにとってなんとも嫌~なシチュエーションだが、この状況下での打ち方を横田英治プロに教えてもらう。 1. 面が見えなくても想像すること大切 グリーン面やその周りが見えない状況で、漠然と打つのは危険です。見えているときと同じようにグリーンを俯瞰でイメージする努力が必要です。コースガイドを見てもいいですし、キャディさんに聞いてもいい。「グリーン奥にはバンカーがあるな」、「中央に段があるな」、「左は危険なんだ」、という具合にぼんやりと把握するけだけでもいいんです。 ...
2023/07/24一歩上の実戦テクニック

「ドライバーにしておけば…」3Wのティショットで失敗しないコツとは 横田英治

ドライバーだと飛びすぎてラフまで突き抜けてしまうドッグレッグホールや、左右にOBやハザードが迫り、狙いどころが狭いホールなどのティショット。プロのようにフェアウェイウッドを選択し、確実にフェアウェイセンターを捉えたいところだが、うまく打てずに「ドライバーで打てば良かった」と後悔するケースはよくある。フェアウェイウッドで失敗しないティショットの打ち方を、横田英治プロに教えてもらう。 1. 番手選びが重要 フェアウェイウッドでのティショット、スプーン(3番)とクリーク(5番)を使い分けることをお勧めします。スプーンはつかまりにくくて右に行きやすい、クリークはつかまりやすく左に行きやすい特性を踏ま...