2012/03/05上達ヒントの宝箱

【WORLD】ウェッジでもっと寄せる方法 by リッキー・ファウラー

ポスチャーを保つ 優れたウェッジプレーヤーが、深いディボットを作ることは滅多にない。弾道と距離を、一貫性を持ってコントロールするためには、ボールに対して浅い角度でヘッドを入れる必要がある。これにより、ディボットが薄くなる。プレーヤーがスティープにヘッドを入れすぎてしまう理由は、ダウンスイングで身体が突っ込むからだ。突っ込まないようにするために、私はアドレスからインパクトまでポスチャーを保つように心がけている。このためのコツは、実際には両足にある。足がしっかりしていれば、うまく打つことができる。 グリップ全体を使う 選手の中には得意な距離を持つ者もいるが、私はそうではない。私はコースから与えられ...
2012/03/19上達ヒントの宝箱

【WORLD】しっかり打つための感覚をつかむ by デビッド・レッドベター

左手でリードするようにする 多くのアマチュアは、ボールを上げるためにクラブヘッドをボールの下に入れなければいけないと考えている。これは、インパクト時に右手で行うすくい上げる動作に見られる。芝が多いところにボールがある時は、このようなスイングで抜け出すことができるかもしれないが、芝の薄いようなタイトなライにある時は、右手の動きが大きすぎると、ダフったりトップしたりすることが多い。 そこで、ダウンスイング時には、右手ではなく左手に注意を向けてほしい。つまり、左手主導にして、インパクト時に左手首をわずかに曲げるのが理想的である。そうすると、シャフトを左に傾けてアイアンを打ち込み(写真左)、ボールの先...
2012/02/20上達ヒントの宝箱

【WORLD】ハイブリッドで安定したショットを打つために by ブッチ・ハーモン

私のベストアドバイス ハイブリッドが出はじめてから10年以上が過ぎ、一般的なミスを見分けるのも簡単になった。最も大きなミスは、いまだに多くのプレーヤーがハイブリッドをバッグに入れていないこと。コースで3番アイアンや4番アイアンを打とうと思っているなら、あなたはクレージーだ。ユーティリティは、安定したコンタクトができ、ボールを簡単に上げることができるように設計されているのだ。 ユーティリティでボールを打つ時に、多くのゴルファーはボールを左に出してセットアップしている(写真右)。クラブヘッドを見て、ウッドのようにボールを払い打たなければならないと考えているのだろう。しかし、これは間違った考え方だ。...
2012/03/26上達ヒントの宝箱

【WORLD】ソフトにピッチショットを打つシンプルな方法 by ショーン・フォーリー

セットアップをアジャストし、普通にスイングする。 ショートゲームの練習をあまりしていないと、フェースを開いてボールに対してアウトサイドインにスイングする典型的なロブショットを打つのは難しいはずだ。この方法だとエネルギーがあまりボールに伝わらないため、どの程度強くボールを打てばいいのか、計算するのが難しい。さらに、開いたフェースだとボールは右方向へ飛ぶ。 そこでより良いテクニックがある。 1.ボールをスタンス中央より左側に出し、クラブフェースをターゲットに対してスクエアにセットする。ロフトをもっと寝かせたければ、ハンドダウンにする。そうすれば、シャフトがアップライトにならない(ハンドダウンにする...
2011/05/17上達ヒントの宝箱

畳一畳でできる!おウチでエコ練 第五弾「ラウンド前日と当日のセッティング」

1.初めて訪れるコースは、ウェブで情報収集 ラウンド前日になると、ゴルファーの心はワクワクドキドキするもの。私だってプロになってからも、やはり皆さんと同じようにラウンド前夜はコーフン気味です(笑)。 さて、皆さんはラウンド前日に何か準備をしていますか? よくラウンドしているコースなら勝手知ったるものですが、初めて訪れるコースの場合には、それなりの準備が必要です。まずやっておきたいのは、インターネットを使った情報収集です。ウェブで検索すれば、コースレイアウトやヤーテージ、天気や風の強さを簡単に調べることできます。 2.パー3のヤーテージは、特にチェック! プロゴルファーの多くは、ラウンドするゴル...
2011/07/04上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第4回 やわらかく打つ時は心もやわらかく

教科書通りではやわらかく打てません たとえば、グリーン手前のハザードをフワッと越えて、ポトリとグリーンに落とし、ボールの自重で自然に止まるような球を打ちたい場面。こんな時どうしますか? オープンスタンスでフェースを開き、ボールを左足寄りにセットして、ハンドレイト気味に構えて、バンカーショットのように・・・。確かに、テクニカルなところは、バッチリ教科書通りなのに、それでもやわらかく打てない人は、一体何が問題なのでしょうか?? ボールを打ち急いだり セットアップには問題ないのに、こんな風にガチガチに力んだ腕で、ボールを打ち急いでしまったりする人を、よく見かけます。手前をザックリと耕して、ボールはチ...
2009/08/26上達ヒントの宝箱

高い球でキャリーを稼いで飛ばす

高い球でキャリーを稼いで飛ばす 風がフォローの時や、高い木の上を狙いたい時に、高弾道で飛距離を稼ぐドライバーの打ち方です。まずは、いつもよりスタンスを広めに取ってください。目安は肩幅よりも左右一足分ずつ広げます。 ヘッドファーストにする そして正面から見て、シャフトが飛球線後方側に倒れているヘッドファースト(ハンドレイト)の状態にしてください。 アッパーブロー軌道を確保 こうする事でロフトが増えると同時に、アッパーブロー軌道を自然に作ることができます。 肩をしっかりと回す テークバックでは、肩をしっかりと回すことを心がけてください。 悪い例 手だけでクラブを上げて肩が回っていないと、フェースが...
2010/10/04上達ヒントの宝箱

アプローチの高低を打ち分ける超基本

アプローチの高低を打ち分ける超基本 同じクラブで高さを打ち分けたいとき、皆さんはどうしますか?当然、ボールを上げたいときにはすくう感じで振って、低く出したいときには突っ込む感じで振りますよね・・・。というのはウソ。振り方を変えるのは絶対NGですよ!今回は、誰でも簡単にボールの高さをコントロールできる超基本をお教えいたしましょう。 追い越しても遅らせてもダメ! まず覚えておきたいことは、振り方で高さを打ち分けようとしないこと。低く出そうとして、突っ込むように振れば、上半身が先に行って腕が遅れるように動きます。(写真左)逆に、高く上げようとして、すくうように振れば、腕は上半身追い越していきますよね...
2011/05/10上達ヒントの宝箱

畳一畳でできる!おウチでエコ練 第四弾「一夜漬けでもOKのパット必勝法」

1.2つのモデルから「今日の1本」を選ぶ 今回はパットの必勝法についてご紹介します。皆さんは、普段どんなパターをお使いでしょうか?ピン型、L字型、ネオマレット型など、いろんな形状のパターがありますよね。また、ゴルファーによっては、お気に入りの1つのモデルを使い続けている人もいれば、所有している複数のモデルから「今日の1本」を選んで使っている人もいると思います。 QP的にオススメしたいのは、「今日の1本」を選んで使う方法です。ヘッドの大きさが異なるモデルを2本用意しておいて、ラウンドの前日や当日にフィーリングのいいほうを使うのです。これは、多くのプロゴルファーも実践している方法です。 2.感性と...
2011/04/04上達ヒントの宝箱

スイングの肝はリズム&テンポ!

ゴルフスイングで一番大切なこと! みなさんはゴルフスイングで一番大切なことは何だと考えていますか?ここまで色々な動作について説明してきましたが、それらではありません。ゴルフスイングを上手く行うために一番大切なことは、リズムとテンポを一定にすることです。体と腕の各パーツが正しく動いても、リズムとテンポが不安定になれば、ナイスショットは生まれません。反対に動作が理想とかけ離れていても、リズムとテンポが一定であれば、安定した曲がり幅の弾道が生まれます。真っ直ぐな弾道が打てなくても、ボールの曲がり幅がコントロールできれば、スコアメイクが易しくなります。安定したゴルフを求めるのであれば、第一優先事項はリ...
2010/10/11上達ヒントの宝箱

しっかりスピンをかけるコツ!

しっかりスピンをかけるコツ! ビシッとスピンをかけたかったのにポッコン。キュキュッと止めたかったのに、ダルマ落としみたいな感じの緩~いインパクトになって、止まるどころか、逆に転がってしまうようなことはありませんか?今回は、固いグリーンなど、しっかりスピンをかけたい場面で、思い通りにスピンを利かせるコツをお教えいたしましょう。 ヘッドをしっかり走らせること ダウンブローでボールを捉えれば、自然に逆の回転がかかりますが、強くスピンを利かせる場合には、インパクトでヘッドを強く走らせることが大きなポイント。つまり、スピンをうまくかけられない人は、うまくヘッドを走らせることができていないといえます。で...
2010/09/06上達ヒントの宝箱

高く上げることで止める「ロブショット」

高く上げることで止める「ロブショット」 ロブショットというと、上級者向けの難しいショットのように聞こえるかも知れませんが、実はそれほど繊細なショットではないんです。ハザードを越えてアプローチしたいときなどに、高く打ち上げて、真上からドスンと落とすことで止めるのですが、狙いは結構アバウト。距離感はハザードを越え、奥にこぼさなければOKという程度です。 ボールが浮いているライであることが条件 ある程度ボールが芝の上に浮いていて、ロフトを寝かせたフェースが滑り込むスペースがあることが、ロブショットを打てる条件になります。ラフに深く潜っていたり、ボールが浮いていないときは、あまりオススメできません。 ...
2009/12/18上達ヒントの宝箱

右手の粗相を正してダフリさらば!

右手の粗相を正してダフリさらば! コックが早かったり、リリースが早かったり、右手の悪さはショットに甚大な影響を与えます。今回は、そんな右手の粗相を正して、ダフリを解消。ショットの安定感をグンと高める練習です。 グリップを離して握ってみましょう いつもは、左手の親指を包むように、右手をグリップしますが、思い切って、左右の手を写真のように、離して握ってみましょう。これだと、全然当たらなそう・・・。 グリップを離したままアドレス アドレスの状態だと、多少、左肩が下がる感じがあるし、やっぱり違和感がありますね~。でも、これで良いんです。でも、これって何の意味があるの?? とりあえず打ってみましょう と...
2013/09/24上達ヒントの宝箱

一発脱出のバンカーショット by 宮本勝昌

宮本勝昌プロが直伝! バンカーでダフったり、ホームランを打ってしまうアマチュアゴルファーは多いですよね。でも、コツさえつかめば、バンカーからボールを脱出させることはとても簡単です。打ち方に慣れれば、バンカーから寄せワンを狙うことだって可能になります。まずは一発脱出の技術を身に付けましょう。 今までの知識を忘れてみよう! スタンスをオープンにして構えて、フェースを開いて、カット軌道で打つ。皆さんがよく目にするレッスン書などには、こういった打ち方が推奨されていますよね。決して間違いではないのですが、これらの知識が皆さんのバンカーショットを難しくしている要因かも知れません。 スタンスはスクエアで、フ...
2011/02/21上達ヒントの宝箱

正しい体重移動で飛ばせ!

体重移動を詳しく理解する! 体重移動を上手く利用することでクラブヘッドスピードが加速し、飛距離アップが可能となります。しかし、体重移動は絶対に必要な動きではありません。アプローチやパッティングのように体重移動を使わないでスイングをすることで、方向性やコントロール性が高められます。しかし、ドライバーなどのクラブでは飛距離が求められますから、積極的に体重移動を利用するべきです。 軸が前へ流れてしまうミス 間違った体重移動の例を紹介しましょう。目標方向への体重移動を意識するあまり、軸が不安定になるケースです。アドレスとインパクトでは軸がほぼ同じ位置にあるべきなのですが、過度な体重移動を行うと軸が流れ...
2009/09/24上達ヒントの宝箱

フェードボールで飛ばす

フェードボールで飛ばす フェードボールで飛距離を稼ぐ方法です。特に球がドロップしている方は、フェードのほうがキャリーが稼げる分、飛距離が伸びる可能性が高くなります。 まずは構えですが、通常よりもオープンスタンスにしてください。 ボールの位置はスタンス中央側へ ボールの位置は通常のまま、オープンスタンスにするのがポイントです。こうすると自然にボールが体の中央寄りになりますが、それが正解です。ボールの位置を、いつものように左足かかと線上に移動してしまうと、左に打ち出して、そのまま真っ直ぐ行く、俗に言う“ヒッカケ”になってしまいます。 テークバック テークバックは、両足・両肩のラインと平行に振り上げ...
2010/02/10上達ヒントの宝箱

左手の甲を意識してFWの安定性を手に入れよう!

フェースコントロールでFWの方向性アップ! 方向性がいまいちで、なかなかファイウェイウッドを使う気になれない…という方、フェースの向きを安定させて、方向性をアップするコツをお教えします! ポイントは左手の甲 さて、フェースの向きを把握するにはどうしたらよいのか? ポイントは左手の甲。インパクト時に左手の甲がどこを向いているかを意識することにより、フェースアングルをコントロールできるのです。 左手甲とフェースの関係 フェースがスクエアな時の左手甲の向きに対して、インパクト時、左手の甲が飛球線方向を向けばフェースが閉じてフック、逆に体の正面方向を向けばフェースが開いてスライスがでます。 他のクラブ...
2010/09/20上達ヒントの宝箱

ラインを出してアプローチの方向性アップ!

ラインを出してアプローチの方向性アップ! ショットやアプローチなどで、よく「ラインを出す」という言葉を聞きますが、具体的にはどういうことなのでしょう?分かりやすく言えば、方向性の明確なイメージを持って、それをボールに伝えることです。では、何を意識すれば、方向性のイメージを、よりリアルにボールへと伝えられるのでしょうか? 一番イメージしやすいのは右の手のひら ラインを出す際、体のある部分を意識して、それを出したい方向に合わせていくのですが、それはプロによって人それぞれです。ですが、やはり一番、方向性のイメージを出しやすいのは、右の手のひらです。 ゴミ箱にゴミを放り込む様子を想像してみましょう た...
2010/12/13上達ヒントの宝箱

「タメのキープ」でダフリよさらば

「タメのキープ」でダフリよさらば あなたのスイング、たまってますか?力強いインパクトをするためにも、ゴルフスイングのタメはとても大切です。タメがないとスイングのパワーを十分に伝えられないばかりか、ダフリといったミスにも繋がります。では、タメのないスイングとはどんな状態なのでしょう? ダウンスイング早々にコックがほどけてしまう こんな風に、ダウンスイングの途中で手首のコックがほどけてしまうのが、タメのないスイング。腕が伸びて、手首のタメが早くほどけてしまうことによって、ボールの手前を叩いてしまうんですね。じゃあ、手首のコックをほどかないようにキープすればいい?でも、タメは手首を意識して作れるもの...
2011/12/12上達ヒントの宝箱

【WORLD】早くパットを打てばスコアは上がる by リッキー・ファウラー

1.覚悟を決める パットが上手くなる日、それは恐怖を捨てたときだ。アドバイスしよう。ためらってはいけない。 15秒間のルーティンを伝授しよう。 《00秒~05秒》 プレイングパートナーがパットを打とうとしている時間は、自由時間のようなものだ。その時間を使って自分のパットのどこが悪かったのかを考え、自分の番が来たら、覚悟を決める。のんびりと芝を読んでいたら、プレーが遅くなったり急かされたりすることになるだろう。私は、ボールを置いたらだいたい5秒で自分のラインを確認する。ただしグループの中で自分が最初にパットを打つ場合は、このステップにもう少し時間をかけてもいいだろう。 2.ボールがどこからカップ...