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クーチャーが2週続けてトップ集団に入り最終日へ

By Sean Martin, PGATOUR.COM

マット・クーチャーの安定したプレーがテキサスで続いている。「シェル ヒューストンオープン」最終日を首位で迎えるクーチャーは、“ローン・スター・ステイト”(テキサス州の愛称)での大会で、2週続けて最終日を最終組でプレーする。

首位のクーチャーは、2位に並ぶセルヒオ・ガルシア、キャメロン・トリンゲールと4打差。3日目には「68」の4アンダーとし、「201」の通算15アンダー(66-67-68)としている。トリンゲールは3日目を「69」とチャージ。そして2日目を終えて首位に立っていたガルシアは「73」とした。

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先週の「バレロテキサスオープン」では、最終日ラスト9ホールの時点で首位に立ったクーチャー。「先週も良いポジションでプレー出来たし、今週も優勝の可能性のある最終組に入れた。先週とは全く異なるコースで、また優勝のチャンスを掴んだわけだから嬉しいよ」。

クーチャーは3日目のラウンドで僅か1ホールでのみパーオンを逃し、今週を通して54ホール中48ホールでパーオンを記録。ボギーも3日目終了までに3ホールのみ。その内の2つは3日目の9番、18番で見られた。その18番で12メートル弱の距離から3パットとしていなければ、さらにスコアを伸ばせた。

「ラストホールで3パットとしたのは残念。少し勢いが落ちたみたいだ。でも、全体的にはパットも良かった。パッティングも、プレー自体にも落胆はしていない。満足しているよ」。

<刺激的な初遭遇>

トリンゲールがジョージア工科大から勧誘され、大学を見に行った際、当時イエロージャケッツ(同大のスポーツ部の愛称)に所属していたクーチャーと初めて出会った。

「彼と、彼の奥さんがちょうどキャンパス周辺でランニングを終えたところで、ゴルフ部のオフィスにコーチに会いに行くところだった。16歳の少年にとっては刺激的な瞬間だったよ」。

トリンゲールは今大会でキャリア初のPGAツアー優勝を目指す。来週は家族と共にハワイで休暇の予定だが、仮に優勝した場合、来週開催の「マスターズ」への招待状を手にする。

「明日も良いプレーをすれば、休暇の予定を返上することになるかもね」とトリンゲールは語った。

<ガルシア、首位から陥落>

3日目を2位と1打差の首位で迎えたガルシアだったが、この日は2バーディのみで、「73」と後退。2日目までは1イーグル、11バーディ(1ボギー)としていた。

ガルシアは今大会でのストローク・ゲインド・パッティングで3.0以上の数字をマークしていたが、この日は僅か0.459しか上乗せ出来ず。だが、現時点でも同スタッツで2位の数字を残している。

3日目は13ホールでパーオンに成功。ガルシアは3日目までの各ラウンドで、同じく13ホールでパーオンとしている。また、この日は14ホール中10ホールでフェアウェイをキープした。

<欠けたピースを探して・・・>

フィル・ミケルソンは「シェル ヒューストンオープン」最終日を首位と9打差の8位タイで迎えることに。ミケルソンは3日目をイーブンパーの「72」で終え、「210」の通算6アンダーとしている。

「今日はパットが良かった。良い感触で打てたと思う。2日目まで状態が良かったボールストライキングは少し落ちたけれど、今大会を通してパッティングが難しいと感じていたからね。明日、良いラウンドに出来るかはわからない。けれど、もう少しで調子を取り戻せるところまで来ている。これまでよりも大分本調子に近づいてきたよ」と、ミケルソン。

3日目を「74」としたロリー・マキロイは、37位で最終日を迎える。

マキロイは、「平凡なラウンドだったかな」と、同ラウンドを形容。「今週は調子が上がらない。悪くはないけれど、勢いがつかない感じだね。ドライバーも良いし、アイアンも良い感触。ショートゲームも悪くない。ここ2日に比べれば今日のパットは大分良かった。あとは勢いに乗って加速するだけ。競い合うレベルにあるプレーが出来ているのは良いこと。試合勘の衰えを解消したり、来週に向けて必要な取り組みをする上でも、今週中にやっておけるのは良いことだと思う」と続けた。

<公傷制度でプレーする2選手>

公傷制度が適用される最後の大会として「シェル ヒューストンオープン」に出場している、ショーン・ステファニレティーフ・グーセンの2選手が好成績を残している。

ベイタウン近郊出身のステファニは、来季のフルシード権を獲得するのに今大会で単独35位以上の成績を残す必要があり、グーセンは約50,000ドルの賞金を上乗せしなければならない。

予選免除で今大会に出場したステファニは「209」の通算7アンダーで7位。グーセンはステファニと1打差の8位タイ。

情報提供:PGA TOUR

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