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2018年 マスターズ
期間:04/05〜04/08 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

ロリー・マキロイら「マスターズ」で注目すべき3人

シーズン最初のメジャーが開幕するということは、世界の注目がオーガスタ・ナショナルGCに集まることを意味する。1年前に勝ち取った「マスターズ」のタイトル防衛に臨むセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、タイガー・ウッズ以来となる2年連続でのグリーンジャケット獲得を狙っている。

我々が誇るデータの達人は、あらゆる情報を精査し、次の3人を注目すべき選手として選出した。

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本命: ジャスティン・ローズ
昨年、ガルシアにプレーオフで敗れたジャスティン・ローズは失意の直後、「僕はいつかここで優勝できると信じている」と宣言した。彼のこれまでの記録はその言葉の信憑性を高めている。ローズはここ3年、オーガスタでトップ10入りを果たしており、ここ8回の出場でトップ25入りを逃したことはない。これまでオーガスタでラウンドした回数が49回以下の選手の中では、ローズの平均スコア「71.83」は、ジェイソン・デイ(71.56)とロリー・マキロイ(71.82)のそれに次ぐ3位となっている。

2011年以降、37歳のローズはオーガスタで28ラウンドして17ラウンドをアンダーパーで回っているが、ベストスコアは「67」。ローズは今季米国でトップ8入りを4回果たしているだけに、「マスターズ」初優勝へ向け、ますます自信を高めていることだろう。昨季終盤に「WGC HSBCチャンピオンズ」と「トルコ航空オープン」で連続優勝を果たした事実は、2013年の「全米オープン」王者がピークの真っ只中にいることを証明している。メジャー2勝目を挙げる可能性は高い。

対抗: ロリー・マキロイ
遂に果たすか。あるいはまた逃すか。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が生涯グランドスラムを達成するかというのは、今年のオーガスタ・ナショナルを渦巻く数多くのストーリーの一つである。4年連続でトップ10入りしているだけに、マキロイがメジャー4勝目を達成する可能性を排除するのは愚行というものだ。まだ28歳ということもあり、2015年に記録した4位という大会自己ベストを更新する時間はたっぷり残されているが、「アーノルド・パーマー招待」での優勝を経て臨むだけに、今年は彼にとって全てが良い方向に向かっていると感じるべきかもしれない。

マキロイは今季序盤のデザートスイングでも好成績を残しており、「アブダビHSBC選手権」で3位タイ、そして「オメガドバイデザートクラシック」で2位。砂漠で競う上での挑戦は、今週の試練に対する備えとはならないかもしれないが、少なくとも今季序盤に力強いスタートを切ったことは間違いない。既に燦然と輝いているキャリアにおいて、足りないのはこのメジャーただひとつである。それだけに好スコアで最初のグリーンジャケットへ邁進したとしても、驚きではない。

穴: シュバンカー・シャルマ
昨年11月のヨーロピアンツアーQスクールで予選通過を果たせなかったとき、シュバンカー・シャルマはそのわずか6カ月後の「マスターズ」に出場する自分の姿を思い描くことはできなかったであろう。しかし、オーガスタに招待状を彼に送らざるを得ないと思わせたのは、ひとえに力強いパフォーマンスを見せている彼の力である。シャルマは今季ヨーロピアンツアーで「ヨハネスブルグオープン」と「メイバンク選手権」を制して既に2勝を挙げており、世界ランキングを72位まで上昇させた。更に先月の「WGCメキシコ選手権」では54ホール終了時点でトップに立ち、最終日はフィル・ミケルソンとティレル・ハットンと共に最終組でプレーした。

今季は多くのことが彼にとって新しい経験となっているにも関わらず、21歳はベテラン選手のような落ち着きと自信でそれらに対処してきた。9位タイに入ったメキシコシティでの見事なパフォーマンスにより、世界最高峰の選手たちと互角に戦えることを証明しており、最大の舞台でプレーするこの機会もまた、孫に語り継ぐべき1週間となるかもしれない。

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