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帰国早々、伊沢が首位スタート

全米プロ選手権に出場した以外の選手にとっては2週間の夏休みが明けて久々の試合となる久光製薬KBCオーガスタ。初日は伊沢利光が5アンダーと伸ばして単独首位。1打差2位には原口鉄也篠崎紀夫菊池純深堀圭一郎小山内護の5人が控えている。3アンダー7位には谷口徹室田淳ら6人のグループ。つい先日にAOLの同組プレーが注目を集めていたが、今回は杉原輝雄・霍本謙一・金井清一のペアリングが話題となっている。初日は金井清一の2オーバー87位が3人の中で最高だった。

単独首位の伊沢利光は10、14番でボギーが先行するスタートだったが17番からの連続バーディで持ち直し、結局6つのバーディと上がりホールはイーグルを沈めてのホールアウト。スコア的には思い通りのゴルフだったが、内容は納得のプレーではなかったようだ。「あんまり良くなかったですね。原因が分かってたんで途中から修正しましたけど。明日からはどうなっちゃうかわからないな。問題の芝目があまりよく分からないので・・・」

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1イーグル、4バーディ、4ボギーとした菊池 純は、前半だけハウスキャディについてもらった。練習のしすぎで手首を痛めた菊池は今日がぶっつけ本番。おまけにコーライは苦手だというが、コースを熟知しているキャディのおかげでしっかり打って行けたという。「迷わずに打つことができました。4アンダーは満足です。明日は欲を出さずに2回でのせて、2回で入れるようにシンプルを心掛けていきます」 チップインで決めたイーグルは伊沢と同じく18番ホールだった。

ディフェンディングチャンピオンの米山剛は、途中までに2オーバーで「予選落ちも頭をよぎった」が後半で4バーディを稼いで挽回し、1アンダー24位とした。「ショット、パッティングともあんまりよくないけど、だんだんと上向きな調子になりました。明日に向けていい兆しですね」

再来週にカナダのトロントで開かれる試合に出場する予定の深堀圭一郎は、洋芝対策に新しいアイアンを試用している。これがなかなかいい具合だ。ここは過去2年とも4位だった相性のいいコースでもある。

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2000年 久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント



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