それぞれのツアーの賞金王が勢揃い！

国内男子、国内女子、そしてシニアツアーの3団体が激突する「Hitachi 3Tours Championship 2009」が、明日から千葉県市原市にあるキングフィールズGCで開催される。大会前日、プロアマ大会を終えた選手たちが会見を行うとともに、大会の組み合わせが発表された。

第1ステージは、オルタネート方式（一つの球を交互に打ち合う）のダブルス戦が2試合。第2ステージは、シングルスの5試合が行われる。それぞれのマッチで6ポイントずつを奪い合い、1位チームが3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントを獲得する。

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第1ステージの第2試合では、石川遼／池田勇太ペア、中嶋常幸／渡辺司ペア、横峯さくら／諸見里しのぶペアと、男女ツアーで最後まで賞金トップを争いあった二人がペアを組んでの戦いとなる。また、第2ステージの第5試合では、石川遼、尾崎健夫、横峯さくらの賞金王同士の激突が実現。第1、第2ステージ合わせて僅か7試合で勝敗が決するだけに、最後の一試合で勝敗が大きく左右される可能性もある。

賞金王として今大会に臨む石川だが、「この場所に来ると、自分が一番年下なんだと感じる」と、饒舌なシニアツアーの面々や、華やかな女子プロを前に、若干押され気味。「自分をしっかり持ってやりたいと思う」と、気を引き締めていた。

一方、賞金女王の横峯さくらは、「私達はそこ（男子とシニアの口での戦い）に入らず、ギャラリーもせずに、力を合わせて頑張りたい」とマイペースを強調。続いて諸見里が、「シニアの方々に助けてもらいながら頑張って行きたい」と言うと、シニアの面々ははちきれんばかりの笑顔で拍手。女子がシニアを味方につけ、男子の3連覇を阻止するという構図になりそうだ。