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丸山茂樹がツアー10年ぶり10勝目を達成!!石川遼が史上最年少賞金王獲得

東京都にある東京よみうりCCで開催されている、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。前日の雨、そして冷たい風は収まり穏やかな秋空のもと、2009年の最終ラウンドが開催された。

優勝争いを最後まで演じたのは、日本ツアー初優勝を狙う金庚泰(韓国)と日本ツアー10年ぶりの優勝を狙う丸山茂樹の2人だった。3アンダー単独4位からスタートした丸山は、前半に3ストローク伸ばすと、後半の15番から3連続バーディを奪い9アンダーでホールアウト。7アンダーの単独首位でスタートした金は、前半こそスコアを伸ばせなかったが、終盤の16番、17番で連続バーディを奪い丸山に追いついた。

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丸山と金のプレーオフは18番パー3で行なわれ、その4ホール目に決着。ティショットは共に右サイドのラフへ打ち込んだが、丸山はパーをセーブしたのに対し、金は寄せきれずにパーパットも外してしまった。これで丸山が10年ぶりのツアー10勝目を果たし、2009年シーズンの幕を閉じることになった。

7アンダー単独3位には、この日7ストローク伸ばした山下和宏。6アンダー4位は近藤共弘ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が並んだ。さらに5アンダー6位はインドのジーブ・ミルカ・シン、3アンダー7位に谷口徹小田孔明武藤俊憲の3人となっている。

そして、尾崎将司が1973年に打ち立てた26歳での最年少賞金王記録を、18歳の石川遼が36年ぶりに塗り替えることになった。この日4アンダーの「66」でラウンドした石川は通算3オーバーの19位タイ。賞金ランキングで2位につけていた池田勇太が、7オーバーの23位タイで終了したため、18歳の石川が2009年の賞金王の座を掴んだ。

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2009年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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