プレーオフを制したのは“スパイダーマン”!「FedEx Cup」2代目王者はV.シンに
2008/09/29 12:02
ジョージア州にあるイーストレイクGCで開催されている、米国男子ツアー第37戦、そして「FedEx Cup」プレーオフ最終戦「ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ」の最終日。“スパイダーマン”ことカミロ・ビジェガス(コロンビア)が、セルヒオ・ガルシア(スペイン)に競り勝っている。
単独4位からスタートしたビジェガス。昨日に続いて、この日も難しいコース設定に多くの選手がスコアメイクに苦しんだ。ビジェガスは、3番から連続バーディを奪い上々の立ち上がりであったが、6番でダブルボギー、7番でボギーと連続でスコアを落としてしまう。しかしその後は8番から折り返しを挟んで3連続バーディ、12番から連続バーディと一気にスコアを伸ばし通算7アンダーでホールアウト。上位陣の動向を待つ。
単独首位からスタートしたガルシアは、10番までに3つスコアを落としたが、その後、何とか2つスコアを取り返し、通算7アンダーでホールアウト。ビジェガスとのプレーオフへと勝負は持ち越された。プレーオフは、この日の内容がそのまま反映され、ビジェガスが勝利。しかし、「FedEx Cup」2代目王者の座は僅差でビジェイ・シンが獲得している。
3位タイにつけたのは、フィル・ミケルソンとアンソニー・キム。どちらも1つスコアを伸ばすにとどまり、通算6アンダーでフィニッシュ。プレーオフ進出に1打及ばず、3位タイで大会を終えている。
なお、21位タイからスタートした今田竜二は2つスコアを伸ばし、通算6オーバーの17位タイでフィニッシュ。前半戦の出遅れが響いてしまった。