2022年 マスターズ

松山英樹は11打差14位後退で連覇厳しく 世界1位シェフラーが首位キープ

2022/04/10 08:24
松山英樹は11打差14位に後退。連覇は厳しい情勢となった

◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)

風に加え、一気に気温も冷え込んだムービングデー。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが単独トップをキープして、メジャー初優勝をかけたラスト18ホールを迎える。最終18番でティショットを左の茂みに打ち込み、アンプレアブルとした最終18番をボギーでしのぎ、「71」で通算9アンダーとしてホールアウト。後続との差は5打から3打に縮まった。

メジャー初勝利へスコッティ・シェフラーが3打差で首位を維持した

タフなコンディションでベストスコア「68」をマークしたキャメロン・スミス(オーストラリア)が6アンダー2位。イム・ソンジェ(韓国)が4アンダー3位で続いた。

2アンダー4位のシェーン・ローリー(アイルランド)と2011年大会覇者のシャール・シュワルツェル(南アフリカ)、1アンダー6位のジャスティン・トーマスコーリー・コナーズ(カナダ)まで、トータルアンダーパーの選手はわずか7人。

ロリー・マキロイ(北アイルランド)、コリン・モリカワダスティン・ジョンソンらが1オーバー9位。

史上4人目のマスターズ連覇へ5打差の2位グループでスタートした松山英樹は2バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「77」。昨年2位のウィル・ザラトリスらと並ぶ2オーバー14位で最終日を迎える。

自動車事故による長期離脱から2020年11月以来のツアー復帰戦で予選を通過したタイガー・ウッズは19位から出たが、3バーディ、5ボギー2ダブルボギーの「78」と苦戦。オーガスタではアマチュアで出場した1995年3Rの「77」を更新する自己ワーストとなり、ジョン・ラーム(スペイン)らと同じ7オーバー41位に後退した。

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