世界64人のマッチプレー戦に金谷拓実が挑戦 シャウフェレらと同グループ
◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー 事前情報◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)
2022年の世界選手権シリーズ初戦は23日(水)に開幕する。3月13日付の世界ランキング上位64人(欠場者を除く)によるマッチプレー戦。WGCのビッグタイトル獲得までには5日間で7マッチをこなすタフな戦いだ。
会場はテキサス州の州都オースティンの北部に位置するコース。開催地が当地に、時期が4月のメジャー「マスターズ」を2週後に控えた週に移ってからは6回目(20年は新型コロナウイルスのため中止)となる。
世界ランク順での繰り上げ出場も含む64人は16グループ(1組4人)に分かれ、初日からの3日間は総当たり戦のグループステージを行う。3マッチで勝ち=1pt、引き分け=0.5ptを積み上げた総ポイントの各組1位が決勝トーナメントに進み、週末に4連勝した選手が優勝。賞金216万ドル(約2億5783万円)、フェデックスカップポイント550pt、PGAツアーの3年シードなどを獲得する。
前年はビリー・ホ―シェルが優勝。決勝で当時ツアー初勝利をあと一歩のところで逃したスコッティ・シェフラーは今年に入って2勝を挙げて帰ってきた。股関節と左手のけがで戦列を離れていたブライソン・デシャンボーは1月末の「ファーマーズインシュランスオープン」以来のツアー復帰となる。
日本勢は金谷拓実が世界ランク60位(現在は64位)で初参戦を決めた。3週前の「アーノルド・パーマー招待」以来の登場で、グループステージはザンダー・シャウフェレ、トニー・フィナウ、ルーカス・ハーバート(オーストラリア)とぶつかる。
松山英樹は首から肩甲骨にかけての痛みが癒えず、欠場する。
■ グループステージの組み合わせ(総当たり戦)
【グループ1】
ジョン・ラーム、パトリック・リード、キャメロン・ヤング、セバスチャン・ムニョス
【グループ2】
コリン・モリカワ、ジェイソン・コクラック、セルヒオ・ガルシア、ロバート・マッキンタイア
【グループ3】
ビクトル・ホブラン、ウィル・ザラトリス、キャメロン・トリンガーリ、セップ・ストラカ
【グループ4】
パトリック・カントレー、イム・ソンジェ、シーマス・パワー、キース・ミッチェル
【グループ5】
スコッティ・シェフラー、マシュー・フィッツパトリック、トミー・フリートウッド、イアン・ポールター
【グループ6】
ジャスティン・トーマス、ケビン・キズナー、マーク・レイシュマン、ルーク・リスト
【グループ7】
ザンダー・シャウフェレ、トニー・フィナウ、ルーカス・ハーバート、金谷拓実
【グループ8】
ダスティン・ジョンソン、マックス・ホマ、マシュー・ウルフ、マッケンジー・ヒューズ
【グループ9】
ブライソン・デシャンボー、テーラー・ゴーチ、リー・ウェストウッド、リチャード・ブランド
【グループ10】
ルイ・ウーストハイゼン、ポール・ケーシー、コーリー・コナーズ、アレックス・ノレン
【グループ11】
ジョーダン・スピース、アダム・スコット、ジャスティン・ローズ、キーガン・ブラッドリー
【グループ12】
ビリー・ホーシェル、トーマス・ピータース、トム・ホジー、ミンウ・リー
【グループ13】
ティレル・ハットン、ダニエル・バーガー、キム・シウー、クリスティアン・ベゾイデンハウト
【グループ14】
ホアキン・ニーマン、ケビン・ナ、ラッセル・ヘンリー、マーベリック・マクネリ
【グループ15】
アブラム・アンセル、ウェブ・シンプソン、ブライアン・ハーマン、バッバ・ワトソン
【グループ16】
ブルックス・ケプカ、シェーン・ローリー、ハロルド・バーナーIII、エリック・ファンローエン