2021年 全英オープン

シーズン6試合目のメジャー 松山不在の日本勢は「五輪代表」星野陸也ら参戦

2021/07/13 08:08
前回2019年大会を制したのはアイルランドのシェーン・ローリー

◇メジャー第6戦◇全英オープン 事前情報◇ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)◇7189yd(パー70)

コロナ禍に見舞われ、異例のメジャー6試合が組まれた2020-21年シーズン。その6試合目として、2年ぶりの「全英オープン」が15日に開幕する。

第2次世界大戦中の1945年以来だった中止を挟んで大会をホストするのは、今回が15度目となるイングランドのロイヤルセントジョージズGC。1894年にスコットランド以外では初めて全英を開催した同コース。前回2011年はダレン・クラーク(北アイルランド)がドーバー海峡から吹きつける風との闘いを制し、42歳にしてメジャー初優勝を遂げた。

1日当たり最大3万2000人とコロナ下のゴルフトーナメントでは最大規模のギャラリー動員を許可。優勝賞金は大会史上最高の207万ドル(約2億2800万円)に設定され、予選落ちの選手にも8000ドルから5350ドルの賞金が支払われる。

渡航制限などを理由に回避する選手も相次ぐ中、2週前のトーナメント期間中に新型コロナウイルス感染を調べる検査で陽性反応を示していた「マスターズ」覇者の松山英樹も体調不良で欠場することになった。2013年からメジャー33大会連続出場中だったエースを欠く日本勢。「東京五輪」代表の星野陸也金谷拓実稲森佑貴に加え、初の海外メジャーとなる木下稜介永野竜太郎も参戦する。

6月「全米オープン」を制したジョン・ラーム(スペイン)、ジャスティン・トーマスコリン・モリカワザンダー・シャウフェレらトップ選手は前週「スコットランドオープン」を経て万全の状態でリンクス決戦に乗り込む。

<主な出場予定選手>
シェーン・ローリーダレン・クラークブライソン・デシャンボーティレル・ハットンダスティン・ジョンソンロリー・マキロイフィル・ミケルソンフランチェスコ・モリナリコリン・モリカワルイ・ウーストハイゼンジョン・ラームザンダー・シャウフェレアダム・スコットジョーダン・スピースヘンリック・ステンソンジャスティン・トーマス星野陸也稲森佑貴金谷拓実木下稜介永野竜太郎

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