2021年 ロケットモーゲージ・クラシック

ツアーで最も平坦なデトロイトGC 松山英樹と小平智が参戦

2021/06/29 18:13
前年大会はブライソン・デシャンボーが制した(Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 事前情報◇デトロイトGCノースC(ミシガン州)◇7370yd(パー72)

今年で3回目を迎える大会の舞台は、ドナルド・ロス設計によるツアーで最も平坦なコース(※ショットリンクデータによる)。昨年はブライソン・デシャンボーが通算23アンダーで優勝を果たしている。

フィールドにはディフェンディングチャンピオンのデシャンボーに加え、昨年2位のマシュー・ウルフも2カ月の離脱を経て復帰3戦目として参戦。大会初出場となる「全米プロ」覇者のフィル・ミケルソンは、ミシガン州でじつに13年ぶりのプレーとなる。

日本勢は「マスターズ」を制した松山英樹と、小平智が参戦する。松山は26位で終えた「全米オープン」から1週間のオフを挟み、小平は前週から2連戦。松山は「全英オープン」、「東京五輪」を見据えた戦いとなり、現在フェデックスカップランク144位の小平は、好調を維持して一気に来年のシード権獲得(125位以内)に弾みをつけたいところだ。

大会は地元デトロイトのインターネット接続環境改善のためのチャリティ活動(Change the Course)に注力しており、14番から16番の3ホールを「エリア313」と名付けて、その活動の中心に位置づけている。デトロイトは米国で最もインターネット接続環境が整っていない都市(10万戸以上)とされていて、全世帯の約3分の1にブロードバンド環境がないという。

<主な出場予定選手>
ブライソン・デシャンボージェイソン・デイリッキー・ファウラー小平智ジェイソン・コクラック松山英樹フィル・ミケルソンバッバ・ワトソンマシュー・ウルフゲーリー・ウッドランドウィル・ザラトリス

2021年 ロケットモーゲージ・クラシック