“第5のメジャー”初日は日没順延 ガルシア暫定首位 松山、マキロイ出遅れ
2021/03/12 08:44
◇米国男子◇プレーヤーズ選手権 初日(11日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)
“第5のメジャー”とも称されるPGAツアーのフラッグシップトーナメントが開幕。21選手が競技を完了できず、午後6時32分に日没サスペンデッドとなった。
ホールアウトした選手では、2008年大会覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が2イーグル4バーディ、1ボギーの「65」をマークして7アンダーで暫定首位。後半アウトは上がり3ホールを2連続バーディからのイーグルと派手に締めくくった。
ブライアン・ハーマンが2打差、さらに1打差でマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、コーリー・コナーズ、シェーン・ローリー(アイルランド)が続く。
前週「アーノルド・パーマー招待」で優勝争いを繰り広げたブライソン・デシャンボーとリー・ウェストウッド(イングランド)が3アンダーとそろって好調をキープ。
ジャスティン・トーマスとコリン・モリカワが1アンダー、ジョン・ラーム(スペイン)がイーブンパー、ダスティン・ジョンソンは1オーバーと世界ランキング上位4人はややおとなしいスタートとなった。
松山英樹は1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「76」で回り、4オーバー暫定112位。後半アウトは「41」と苦しんだ。予選通過へ2日目の巻き返しが求められる。
昨年は初日終了後に新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。2019年大会を制した“ディフェンディングチャンピオン”のロリー・マキロイ(北アイルランド)は7オーバーとまさかの出遅れ。
2009年大会優勝のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がPGAツアーでの自己ワーストとなる「85」。13オーバーで最下位の153位(1人棄権)に沈み、歴代覇者が苦戦を強いられた。