2021年 ジェネシス招待

大会ホストのウッズ不在もLAで豪華フィールド 松山英樹も出場

2021/02/16 15:00
前年大会はスコットが優勝。ホストのウッズはことし出場せず(David Cannon/Getty Images)

◇米国男子◇ジェネシス招待 事前情報◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

5試合にわたった西海岸シリーズの最終戦は、2020年からタイガー・ウッズがホスト役を務めるトーナメント。ウッズは昨年末の腰の手術の影響で欠場するが、ロサンゼルスには“メジャー級”といえるフィールドが整った。

2020年に「アーノルド・パーマー招待」などと同じ招待試合に昇格。独自の出場資格を設けた120人に絞られたフィールドで、優勝者には3年シード、フェデックスカップポイント550ptが付与される。

連覇をかけて戦うのはアダム・スコット(オーストラリア)。前年はロリー・マキロイ(北アイルランド)、マット・クーチャーと首位で出た最終日を「70」でまとめ、通算11アンダーとした。日本勢で唯一出場の松山英樹は同年の5位を含め、過去にトップ10入りが3回ある。1週間のオフを経て臨む連戦のスタートにもなりそうだ。

世界ランク1位、17年大会を制したダスティン・ジョンソンは2週前の欧州ツアー「サウジインターナショナル」で優勝して以来の登場。ブライソン・デシャンボーも米国本土での試合は新年を迎えてから初めてとなる。

ベン・ホーガンが1948年の「全米オープン」を含めて3勝を挙げ、“ホーガンズ・アレー”の呼び名で親しまれているリビエラCC。ジャック・ニクラスがかつて「米国でもっとも短く、素晴らしいパー4」と讃えた10番(315yd)をはじめ、戦略性の高いホールが多数ある。

<主な出場予定選手>
アダム・スコットパトリック・カントレーブライソン・デシャンボーダスティン・ジョンソンブルックス・ケプカ松山英樹ロリー・マキロイコリン・モリカワジョン・ラームザンダー・シャウフェレジャスティン・トーマスマシュー・ウルフ

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