ウッズ率いる米国が逆転勝利 世界選抜は21年ぶりV逃す
◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 最終日(15日)◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇7055yd(パー71)
世界選抜が2ポイントのリードで迎えた最終日はシングルス12マッチが行われ、米国選抜が6勝2敗4分けで8ポイントを加算して16-14とし、逆転で8大会連続の勝利を飾った。大会の通算成績は、米国選抜の11勝1敗1分けとなった。世界選抜は1998年以来となる21年ぶりの勝利を逃した。
米国選抜は、主将を兼ねるタイガー・ウッズが先発し、ここまで無敗だったアブラム・アンセル(メキシコ)に3&2(2ホールを残して3アップ)で完勝。大会最多記録を更新する通算27勝目を飾った。
世界選抜2番手の松山英樹はトニー・フィナウと引き分けて0.5ポイントを分け合った。前半9ホールを終えて4アップとリードしたが、後半にフィナウが猛追して白星を逃し、松山は大会を2勝1敗1分けで終えた。
米国選抜は前半組がポイントを重ね、第3組でダスティン・ジョンソン、第4組でパトリック・リードが連勝。世界選抜は第6組のイム・ソンジェ(韓国)がゲーリー・ウッドランドを破ったが、米国選抜は第7組のパトリック・カントレー、第8組のザンダー・シャウフェレが白星を重ねた。
第11組のマット・クーチャーがルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と引き分けた時点で、最終マッチの決着を待たず米国選抜の勝利が確定した。
<シングルス成績>
世界選抜 結果 米国選抜
●アブラム・アンセル 3&2 タイガー・ウッズ〇
松山英樹 引き分け トニー・フィナウ
●パン・チェンツェン 4&2 パトリック・リード〇
●李昊桐 4&3 ダスティン・ジョンソン〇
アダム・ハドウィン 引き分け ブライソン・デシャンボー
〇イム・ソンジェ 4&3 ゲーリー・ウッドランド●
●ホアキン・ニーマン 3&2 パトリック・カントレー〇
●アダム・スコット 2&1 ザンダー・シャウフェレ〇
●アン・ビョンフン 2&1 ウェブ・シンプソン〇
〇キャメロン・スミス 2&1 ジャスティン・トーマス●
ルイ・ウーストハイゼン 引き分け マット・クーチャー
マーク・レイシュマン 引き分け リッキー・ファウラー