J.ケリーが首位の座を奪還! E.エルスは2位タイに一歩後退
2007/04/15 00:00
サウスカロライナ州、ハーバータウンGLで開催されている、米国男子ツアー第14戦「ベライゾンヘリテージ」の3日目。単独の2位からスタートしたジェリー・ケリーが、通算13アンダーで単独トップに浮上した。
2番でバーディ、3番をボギーとしたケリーが、首位のアーニー・エルス(南アフリカ)に2打差をつけられて迎えた4番200ヤードのパー3。4番アイアンから放たれたボールは、何とカップに直接吸い込まれるホールインワン!このホールをパーとしたエルスを一気に捕らえ、その後もバーディを積み重ねていった。終盤ではやや失速したものの、この日スコアを4つ伸ばして通算13アンダー。2日目に奪われた単独首位の座を奪還し、2002年以来の優勝をかけて最終日に臨む。
首位に1打差、通算12アンダーの2位タイには、単独トップからスタートして首位を明け渡したアーニー・エルス(南アフリカ)と、この日5つスコアを伸ばして急浮上したケビン・ナ。続く単独の4位にはブー・ウィークリーが通算11アンダー追っている。
前週の「マスターズ」を制して全米中の注目を浴びているザック・ジョンソンは、この日5つスコアを伸ばす猛チャージ。13位タイから通算9アンダーの5位タイまで浮上し、ビッグタイトル獲得の自信が結果に結びついている。また、昨年の覇者アーロン・バデリー(オーストラリア)は通算7アンダーの14位タイとやや後退した。