A.キムが単独首位で最終日へ! 今田竜二は浮上
2008/05/04 13:18
ノースカロライナ州にあるクエイルホロークラブで開催されている、米国男子ツアー第18戦「ワコビア選手権」の3日目。安定したゴルフを披露したアンソニー・キムが単独首位に立っている。
単独2位からスタートしたキム。バーディスタートを切った後、着実にスコアを重ね、前半上がりホールではバーディをマーク。後半はペースこそ落ちたものの、最終ホールでもしっかりとバーディを決め、通算13アンダー。2位に4ストロークの差をつけ、米国期待の新鋭がツアー初優勝に大きく近づいている。
首位からスタートしたジェイソン・ボーンは3バーディ、3ボギーでラウンド。スコアを伸ばすことができず、通算9アンダーのまま。1イーグル、4バーディ、2ボギーでラウンドしたヒース・スローカムと並んで、2位タイで3日を終えている。明日の最終日に逆転劇は見られるだろうか? 目が離せないところだ。
出遅れていたスチュワート・シンクは、この日のベストスコアタイとなる「65」をマーク。41位タイから4位タイに急浮上している。通算7アンダー、6位タイにはジム・フューリックとジェフ・オギルビー(オーストラリア)の実力者が続いている。なお、前日53位タイに後退した今田竜二は、2つスコアを伸ばして通算2アンダーとし、22位タイに再浮上。明日の最終日にさらなるジャンプアップを期待したい。