雷雨によりサスペンデッド、全組スタートできず! A.ロメロが躍進
2008/08/10 10:47
米国ミシガン州にあるオークランドヒルズCCで開催されている、海外男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の3日目。朝のうちは晴天に恵まれていたものの、午後から厚い雲が発生。午後2時16分に雷雲の接近により中断され、その後は豪雨が降り注いだ。結局、このまま競技は再開されず、午後6時35分にサスペンデッドが決定。25人しかホールアウトできておらず、最終組を含めて6人がスタートできていない。
その中で、上位でホールアウトしたのがアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)。午前10時10分にスタートしたロメロは、難度の高い9番パー3(257ヤード)では2メートルにつけてバーディを奪うなど、この日7バーディ、2ボギー。「ほぼ完璧なプレーができた」と、コースレコードタイとなる「65」をマークし、通算2オーバーで終えた。前日の48位タイから一気に暫定8位タイに浮上し、最終ラウンドを迎える。
また、35位タイからスタートしたカミロ・ビジェガス(コロンビア)は、14ホールを終えて5バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、通算2オーバーの暫定8位タイに浮上。フィル・ミケルソンは5ホールを消化し、通算3オーバーの暫定17位タイとしている。
日本人プレーヤーでただ1人予選通過を果たした藤田寛之は、午前10時のスタート。この日は序盤からボギーが先行する苦しい展開となり、2バーディ、8ボギーの「76」でホールアウト。通算13オーバーの暫定65位タイに後退した。
明日の最終日、第3ラウンドの残りは午前7時15分に再開予定。最終ラウンドは、1番と10番の両方から3サム形式で、午後12時20分にスタート予定となっている。