松山英樹、ウッズ主催大会で優勝 全英覇者振り払う
2016/12/05 06:06
◇米国男子◇ヒーローワールドチャレンジ 最終日(4日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7302yd(パー72)◇
後続に7打差をつけて首位から出た松山英樹が2バーディ、1ボギー1ダブルボギー「73」でプレーして、通算18アンダーで優勝した。タイガー・ウッズ主催の今大会はツアー外競技だが、世界ランク上位者選手を中心に強豪がそろった。後半に落として苦しんだが、今年の「全英オープン」王者ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を2打差で振り切った。
日米ツアー直近4試合で3勝の勢いを見せた。初日に続いて「65」をマークして3日目に単独首位に立った松山は最終日、序盤の3番で1.5mのバーディパットを決めた。9番でも50センチにつけてバーディ。ピンフラッグが音を立ててしなるほどの強風の中で、スコアを伸ばした。
後半は我慢の展開となった。バンカーショットをミスした10番でダブルボギーをたたき、14番でもボギーを喫した。その後はピンチをしのいでパーを並べた。最終18番もグリーン奥にこぼしたが、アプローチをピンそば15cnに寄せ、リードを守り切った。
松山はホールアウト後「良いプレーができている。きょうは少し残念だった」と語った。
2位にはステンソン、3位にリッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソン、マット・クーチャーが続いた。
1年3カ月ぶりの復帰となったウッズは通算4アンダー15位で終えた。
<主な上位成績>
優勝/-18/松山英樹
2/-16/ヘンリック・ステンソン
3T/-13/ダスティン・ジョンソン、マット・クーチャー、リッキー・ファウラー