2015年 RBCヘリテージ

「61」のメリットが単独首位 スピースが急浮上 石川遼は48位

2015/04/18 07:14
ツアー初優勝に向け、2位に4打差をつけて大会を折り返すトロイ・メリット(Streeter Lecka/Getty Images)

◇米国男子◇RBCヘリテージ 2日目◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7101yd(パー71)

前日までの強風がやんだコンディションは、初日「72.06」、2日目「69.64」という平均スコアに直結した。上位陣はバーディ合戦を展開。コースレコードタイとなる「61」を叩き出したツアー未勝利のトロイ・メリットが通算12アンダーの単独首位に立った。

下部ウェブドットコムツアー等を渡り歩き、レギュラーツアー参戦2年目のメリットは、15番からの上がり4連続を含む10バーディ、ノーボギーをマークした。「ショットもパットも、特にテンポが抜群に良かった」と自画自賛したが「僕はアマチュア時代にたくさん勝ったけれど、いまは世界のベストプレーヤーたちが相手。後ろには歴代王者たちが並んでいる。まだ36ホール終わっただけ。楽しみたい」と油断しなかった。

トップから4打差の通算8アンダー2位にジョン・メリックと大会連覇を狙うマット・クーチャー。7アンダー4位に一昨年大会を制したグレーム・マクドウェル(北アイルランド)と2010年の王者ジム・フューリック、ケビン・キスナーが並んだ。

前週の「マスターズ」でメジャー初優勝を飾ったジョーダン・スピースが3オーバーの93位からスタートして9バーディ、ノーボギーの「62」をマーク。通算6アンダーとして7位に急浮上した。

イーブンパーの36位から出た石川遼は1イーグル、2バーディ、3ボギーの「70」と、伸ばしたスコアは1つにとどまり、通算1アンダーの48位で決勝ラウンドに進んだ。

65歳のトム・ワトソンが最終18番でバーディを決め「70」として通算イーブンパーで予選通過を果たしている。

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