ジェイソン・デイがWGC初制覇!新星デュビッソンとの延長戦制す
2014/02/24 10:20
◇世界ゴルフ選手権◇WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 最終日◇ダブマウンテンGC◇7,791ヤード(パー72)
各国の精鋭64人が集結したマッチプレーの頂上決戦。準々決勝を勝ち抜いた4人の選手たちが最終日に準決勝と決勝を戦い、ジェイソン・デイ(オーストラリア)が5日間6試合にわたる戦いを制して初のWGCタイトルを獲得した。
曇天の午前中に行われた準決勝では、第1試合でデイがリッキー・ファウラーとの同世代対決を終始優勢に展開。最後は16番(パー3)でファウラーが3パットを叩き、3&2で決着した。第2試合では初出場のビクトル・デュビッソン(フランス)が大会史上最年長優勝を狙った44歳のアーニー・エルス(南アフリカ)を相手に、オールスクエアで迎えた18番でパーを拾って1アップで勝利を収めた。
そして続く午後の決勝戦では、デュビッソンが7番までに4つのボギーを叩くなどして、前半を終えて3ダウン。17番からの残り2ホールで連続アップを決めて延長戦に持ち込む驚異の粘りを披露したが、最後はデイが延長5ホール目でバーディを決めて長い戦いに決着をつけた。昨年11月の「ISPSハンダワールドカップ」以来の勝利となったが、米ツアー競技としては2010年「HPバイロンネルソン選手権」に続く通算2勝目となった。
23歳のデュビッソンは、フランス勢初のWGCおよびPGAツアー競技での勝利は惜しくもならず。なお、3位決定戦では12番までに2ダウンと劣勢だったファウラーが、エルスとの19ホールに及ぶ接戦を制した。