上位が伸びず混戦に。D.デュバルが上がってきた
2001/11/04 09:00
米国男子ツアーの最終戦「ツアー選手権」の3日目は、上位につけていた選手がスコアを伸ばせず、混戦状態になってきた。2日目に単独首位に立ったS.バープランクは、5番ホールまでに3バーディを奪いスコアを伸ばした。6番バギーの後、9番パー5でイーグルを奪い14アンダーとしたが、終盤ボギーを叩き13アンダーとなった。回りが大きくスコアを伸ばしてきたが、バープランクが1ストロークのリードで最終日を迎えることになった。
12アンダーでバープランクに1打差まで迫ってきたのは、4アンダー14位からスタートしたD.デュバルだ。5番パー5でイーグルを奪い、1つボギーを挟んで7番からは3連続バーディを奪った。後半も3連続を含む4バーディと快進撃を続け、この日8アンダーをマーク。先週のビュイックチャレンジでは、最終日に9アンダーをマークし猛チャージをかけた。惜しくもプレーオフでディマルコに敗れはしたが、この時と同じように長いバーディパットが面白いように入った。
さらに1打差の3位に、前後半3つづつバーディを奪ったE.エルスが浮上してきた。同じく11アンダーには、S.ガルシア、M.ウィアといった米ツアーを代表する若手選手など6人が並んでいる。
そして10アンダー9位にはJ.フューリックが、この日のベストスコア、そして今回の舞台であるチャンピオンズゴルフクラブのコースレコード9アンダー61をマークした。
前日4つスコアを伸ばし通算5アンダーで7位まで順を上げたT.ウッズは、2ストロークしか伸ばせず14位に後退した。前日は時より腰痛をかばうシーンが見られた。しかし、この日は元気そうに見えたのだが、スコアは伸びなかった。