P.エイジンガーが首位キープ。混戦模様は続く。
メモリアルトーナメント3日目。天候が乱れ、進行が遅れ第3ラウンドはサスペンデッドとなった。いぜん混戦模様が続き最終日に熾烈な優勝争いが展開されそうだ。
2日目にトップに立ったP.エイジンガーは、14番ホールを終了して3バーディ、2ボギーとスコアを1つ伸ばし11アンダーで単独首位をキープしている。4月のワールドコムクラシック以来の試合となるエイジンガーだが、今シーズンは9試合に出場し、予選落ちは1回のみ。ベスト20には5回も入っている。1993年にこのメモリアルで勝っているが、それ以来優勝から遠ざかっている。
そのエイジンガーを2打差で追っているのが、T.ウッズ、S.ガルシアとS.アップルビーの3人。初日からイーグルを2つ奪ったT.ウッズは、その後徐々にスコアを伸ばし現在14番ホールを終わって9アンダー。第3ラウンド残り4ホール、そして最終ラウンド18ホールで爆発するのか。
また、ウッズをぴったりマークする格好となったS.ガルシアもじわじわスコアを伸ばしている。そして、スコアを伸ばしてきたのが、S.アップルビーとR.アレンビーの豪州コンビだ。女子オープンでK.ウェブが首位に立ったことに刺激を受けたのか、共に優勝を狙える位置をキープしている。
日本勢ではこの時点で谷口徹と尾崎直道の5アンダー12位につけている。第2ラウンドを6位で終えた尾崎は、第3ラウンドに入ると出入りの激しいゴルフとなってしまった。7番パー5でイーグルを奪い9アンダーまで伸ばしたが、その後ダブルボギーを2つ叩くなどスコアを崩した。3ホールの越ている。
そして、スコアを上げてきたのが丸山茂樹。1オーバーの55位からスタートした丸山は10番ホールからのスタート。ボギー2つで3オーバーまで落としたが、バーディを6つ奪うチャージをかけ26位まで順位を上げた。予選をぎりぎりで通過した片山晋呉は14ホールを終了し、6オーバー65位となっている。