2013年 HP バイロンネルソン選手権

K.ブラッドリーが「60」で首位発進! 石川、今田は98位タイ

2013/05/17 09:06
2011年にツアー初優勝を飾った地でコースレコードをマーク。単独首位発進としたK.ブラッドリー(Tom Pennington /Getty Images)

◇米国男子◇HP バイロンネルソン選手権 初日◇TPCフォーシーズンズリゾート(テキサス州)◇7166ヤード(パー70)

2011年にツアー初優勝を飾った思い出の舞台で、キーガン・ブラッドリーが躍動した。昨夜の降雨の影響もあってグリーンが止まりやすいコースコンディションの中、1イーグル、10バーディ、2ボギーの「60」はコースレコードを樹立する10アンダー。バーディ合戦を牽引し、2位に3打差をつける圧巻のプレー内容で単独首位スタートを切っている。

7アンダーの単独2位にチャール・シュワルツェル(南アフリカ)。6アンダー3位タイに、テッド・ポーターJr.、ハリス・イングリッシュロバート・カールソン(スウェーデン)が続く。前年大会覇者のジェイソン・ダフナーはイーブンパーの77位タイ。日本勢では、石川遼今田竜二がともに「71」、1オーバーの98位タイと出遅れる滑り出しとなった。

<ブラッドリー、仲間とのラウンドで大爆発>

この日、コースレコード(トーナメントレコードはタイ)となる「60」をマークしたキーガン・ブラッドリーは、同組で回ったジェイソン・ダフナーマット・クーチャーという気の置けない2人の仲間の存在が大きかったと振り返った。

「キャディもプレーヤーもみんな友達でね。ライダーカップでもチームメイトだったジェイソン・ダフナーはツアーでもっとも親しい友達の1人。お互い、冗談を言い合ったりして、とても楽しい1日だった。リラックスしてプレーできたのが大きかったね」

前週の「ザ・プレーヤーズ選手権」では予選落ち。「先週の大きなストレスのあとだったから、ペアリングを見たときは興奮したね。好きなやつらとプレーするのは、大切だよ」とブラッドリー。

「なんで得意なのかはよく分からないけど、ティに立ったときに目にフィットするホールがいくつかあるし、このバミューダ芝のコースは良いプレーができるんだ。自分が育ったのはベント芝だから不思議なんだけどね」と2011年のチャンピオン。明日も今日と同じペアリングで、自身ツアー4勝目を目指す。

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