2002年 ウォルトディズニーワールドリゾート・ゴルフクラシック

C.ディマルコが2日に渡っての6連続バーディで首位。田中は3位

2002/10/19 09:00
ラウンド中も笑顔が耐えない、キャディとの意気もピッタリ

米国男子ツアー「ウォルトディズニーワールドリゾート・ゴルフクラシック」の2日目。今大会はマグノリアコースとパームコースを使用して予選ラウンドが行われているため、各選手は初日とは異なるコースをラウンドした。

両コースで最もスコアを伸ばしたのはクリス・ディマルコだった。初日メイン会場となるマグノリアコースで8アンダーをマークしたディマルコは、パームコースでもバーディを積み重ね、17アンダーまで伸ばした。初日上がりの3連続バーディから数えると、この日スタートからの連続バーディで、6連続となる。1イーグルを含む7バーディで2位に2打差をつけている。

15アンダーで単独2位に浮上したのは、ベテランのスコット・ホーク。ディマルコとは異なり、マグノリアコースをラウンドし、2日間ノーボギー。終盤3連続バーディでホールアウトし、決勝ラウンドでも伸ばしてきそうだ。

安定感のあるショットで14アンダーまで伸ばした。このままいけるか!?

そして、初日9アンダーで首位に立った田中秀道も順調にスコアを伸ばしている。5バーディ、ノーボギーと周りから比べると伸び悩んだように見えるが、このコースを練習していない田中にとっては上出来だった。

明日からの決勝ラウンドは、初日に9アンダーを叩き出したマグノリアに戻る。残る2日、伸ばし続ければ・・・初優勝のチャンスだ。

そして、注目のタイガー・ウッズだが、この日は3アンダー止まり。通算9アンダーで順位は23位に後退してしまった。首位のディマルコとは8打差になってしまったが、巻き返すことはできるのだろうか。

横尾もスコアを伸ばしたが、僅かに1打足りなかった。

また、来シーズンのシード権を確実なモノにするのは、予選を通過しておきたかった横尾要。同じ組でラウンドした田中に刺激を受けたのか、順調にスコアを伸ばした。5バーディ、ノーボギーで通算5アンダーとなった。しかし、初日の伸び悩みが響き、僅かに1打足りず予選落ち。この日のウェア同様、シード獲得に黄色信号が点灯した。

photo by BEYONDSHIP

2002年 ウォルトディズニーワールドリゾート・ゴルフクラシック