田中秀道、絶好調!! 9アンダー首位スタートだ!
米国男子ツアー「ウォルトディズニーワールドリゾート・ゴルフクラシック」が、フロリダ州オーランドのディズニーワールド内にあるマグノリア、パームの2コースで開幕した。初日、2日目は、プロアマ形式でプロ1名とアマチュア1名が組んでプレーを行う。そして、決勝ラウンドはメイン会場となるマグノリアコースで2ラウンドが行われる。
先週に引き続き、アマチュアとのラウンドになるため、プロにとっては比較的スコアを伸ばしやすいのだが、その中でも日本の田中秀道が好スコアをマークした。マグのリアコースをラウンドした田中は、前半だけで6つバーディを奪った。そして後半も4つのバーディを奪い、ボギーは1つだけ。9アンダーで首位に立ったのだ。
フェアウエイを外したのは1回だけ。ドライバー、アイアンが安定していた田中は「最高です。まだ木曜日なので、最終日までいいプレーが続けられるといいなあ」
。これまで、調子はいいものの、最終日にスコアを伸ばせなかったことが多いので、今週こそは、最後まで伸ばし続けられるだろうか。
そして、今週は大会主催者側から粋な計らいが行われた。田中と横尾要が同じ組でラウンドをしているのだ。丸山、横尾、そして田中が加わった今年を含め、日本人プレーヤーが予選ラウンドで同じ組になるのは初めて。感想を聞かれた田中も「ヘンな気分です」。と答えていた。
田中の好調にあやかりたいのが、来季のシード権ギリギリの横尾だが、初日はスコアを伸ばせなかった。3バーディ、3ボギーで113位となっている。明日も2人でラウンドするため、横尾もスコアを伸ばし予選突破を果たしてもらいたい。
今週最大の注目は、やはりタイガー・ウッズだ。ライダーカップ以来2週間ぶりに試合に登場するタイガーは、2連続優勝と、ジャック・ニクラスが記録した、大会3勝目に追いつこうとしている。
初日のタイガーは、パームコースをラウンドし8バーディ、2ボギーの6アンダーだった。アイアンの調子も良さそうで、所どころ、ピンに絡むショットを披露した。タイガーの6アンダーは12位タイ。チャールズ・ハウエルIIIなどと並んでいる。
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