マスターズ直前、試合に出場して調整を続ける者たち

米国男子ツアー「ベルサウスクラシック」が、4月4日（木）から7日（日）まで、ジョージア州のTPCシュガールーフで開催される。

次週にマスターズを控えたこの大会は、例年出場組と欠場組みに分かれる。特に今年は、ザ・プレーヤーズ選手権の翌週にシェル・ヒューストンオープンが行われたため、マスターズまで2週間が空いてしまった。

2週間試合から遠ざかるのは、試合感覚を失いかねないと、この2週間の過ごし方では各選手悩まされた。T.ウッズ、E.エルス、S.ガルシアらは2週間休み、D.デュバルは先週出場し今週は休養を取る。

そしてP.ミケルソン、R.グーセンなどは先週休んで、今週出場する。さらに、先週2年ぶりの優勝を果たしたV.シンも出場、マスターズ制覇に向け好調を維持したままオーガスタに入りたいところだ。

昨年のこの大会は、雨のため大会は3日間に短縮された。しかし、54ホールに短縮されず、大会4日目に36ホールを消化する強行スケジュールとなった。優勝したのは今シーズン好調のS.マッキャロンで、初日、2日目のリードを守りきった。

予備日の月曜日を使用せず日曜日で完結させたのは、翌週にマスターズを控えているためだったようだ。

今週の日本勢は、田中秀道だけが出場する。好調の丸山茂樹は欠場、マスターズ出場の4人は次週マスターズで揃うことになる。