2002年 メルセデス選手権

突風にあおられながらも、バープランクが首位に浮上

2002/01/06 09:00

前日の第2ラウンドをも上回る強風が襲った。昨年のチャンピオンばかりが出場しているのもかかわらず、平均スコアがパーの73を上回ってしまった。

首位に立ったのは首位タイからスタートしたK.ペリーと、3位からスタートしたS.バープランクの2人。強風にも負けず3バーディ1ボギーでラウンドしたケリーと、スタートから連続ボギーでスタートしたが、その後5バーディを奪ったバープランクが13アンダーで並んでいる。

後半のバープランクは14番でティショットを右サイドのブッシュに打ち込み、ロストボールにしてしまった。このホールをダブルボギーでスコアを落としたが、最終18番パー5でイーグルを奪い再び13アンダーに戻した。

1打差の2位にC.ディマルコ、3打差の10アンダーにD.トムズが続いている。シーズン幕開けの大会で優勝を飾れるのは誰か、最終日も強風が予想されるため、風との戦いになりそうだ。

前日スコアを落としたT.ウッズは、この日も苦しいラウンドとなった。前日トリプルボギーを叩いたスタートの1番でダブルボギー、続く2番でボギーを叩き、あっという間に3ストローク落としてしまった。

その後、なんとか立ち直りを見せたが、この日も1つスコアを落として通算3アンダー。ショット自体はそれ程悪そうに見えないのだが、かみ合わせがうまくいかない状態だ。最終日には、ウッズのチャージを期待したい。

また、同じく第2ラウンドでスコアを崩した丸山茂樹は、強風に耐えスコアを伸ばした。1番でボギーを叩いたが、パー5で確実にバーディを奪うなど、序々に調子を戻してきた。今シーズン2勝目を狙う丸山だが、最終日に少しでもスコアを伸ばしシーズンの開幕をいい形で終えたいところだ。

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