ウィアは失速、昨年3勝のD.トムズが首位に上がった
2002/01/05 09:00
メルセデス・チャンピオンシップの第2ラウンドは、ハワイらしい強風が吹き、選手を苦しめた。そして、初日コースレコードの63を叩きだし単独首位に立ったM.ウィアが、前日とは別人のようなラウンドをしてしまった。
初日前半9ホールで7バーディを奪ったウィアは、「バーディパットが全て2メートル以内についてくれた」とラウンド後に話していた。しかし、この日のウィアは2メートルのバーディパット、そしてパーパットを外してしまった。
代わって首位に上がってきたのが、昨シーズン全米プロで初のメジャーを制したD.トムズ。トムズはT.ウッズの5に次ぎ、年間3勝を上げている。9番ホールでのイーグルを含め5バーディを奪い10位から浮上してきた。
そしてもう一人、8位からスタートしたK.ペリーも11アンダーで首位に並んだ。初日と同じ2番パー3でボギーを叩きスタートでつまづいたが、この日のペリーは8つのバーディを奪いスコアを伸ばした。
初日イーグルを2つ奪い、5アンダー8位とまずまずのスタートをきったT.ウッズは、いきなりトラブルに見舞われた。スタートの1番パー4でトリプルボギーを叩いてしまった。その後バーディを3つ奪ったが、この日は1オーバーとして通算4アンダーで18位に後退した。
また、1アンダーと少し出遅れた丸山茂樹は、1、2番を連続ボギーでスタートした。そして、初日OBを叩きダブルボギーにしてしまった12番では、またしてもダブルボギー。スコアを2つ落とし、1オーバー26まで順位を下げてしまった。