攻撃的ゴルフでバーディ合戦を制するのは誰だ!?
米国男子ツアーの第31戦『ジ・インターナショナル』が8月7日(木)から8月10日(日)までの4日間、コロラド州キャッスルロックにあるキャッスルパインズGCで開催される。この大会は通常のストロークプレーではなく、ステーブルフォードポイント方式が採用されており、イーグルは5点、バーディは2点、パーは0点、ボギーは-1点、ダブルボギー以上叩いた場合には一律-3点と、その合計点数を競う。
この方式では、スコアを守りにいってもあまり意味がなく、バーディやイーグルを奪って初めてスコアに繋がってくる。普段は安全な位置を狙うこともあるが、この大会ではピンをデッドにガンガン攻めることが必要だ。
昨年の大会は、44ポイントを稼いだリッチ・ビームが、スティーブ・ラウリーを1ポイント上回りツアー2勝目を挙げた。2日目に1ポイントも奪えなかったビームだが、決勝ラウンド2日間だけで34ポイントを荒稼ぎした。ビームはこの優勝で勢いに乗り、2週間後に開催された「全米プロゴルフ選手権」で見事にメジャータイトルも掴んでいる。
今年は全米プロの直前週に行われるため、この試合で勢いに乗り今シーズン最後のメジャーに挑んでくる選手も多いだろう。初日からミラクルショットが炸裂するか注目だ。
日本からは横尾要、久保谷健一、貞方章男に加え宮里優作が出場する。先週は兄の聖志が、2002年度の日本ツアー新人賞のご褒美として招待出場した。残念ながら予選落ちとなったが、今週は優作がチャレンジする。また、先週今シーズン2度目の予選通過を果たした横尾にも期待がかかる。先週は予選2日間しか好スコアが続かなかったが、今週は4日間バーディを量産してもらいたい。
【主な出場予定選手】
R.ビーム、S.ガルシア、V.シン、P.ミケルソン
ステーブルフォード方式ポイント
イーグル +5ポイント
バーディ +2ポイント
パー 0ポイント
ボギー -1ポイント
ダブルボギー以上 -3ポイント