横尾要が首位と3打差6位タイでスタート!
2003/07/18 09:00
2003年米国男子ツアー第28戦『B.C.オープン』がニューヨーク州エンディコットにあるエンジョーイGC(En-Joie GolfCourse)で開幕。7000ヤードを切るタイトなコース設定ながら穏やかな天候に恵まれたため、出場選手の半数以上がアンダーパーを記録。この中で1イーグル、7バーディ、1ボギーで8アンダーをマークしたスティーブ・ラウリーが2位に2打差をつけ単独首位に立った。
S.ラウリー
「3つ目のホール(12番ホール)でイーグルを取ってから勢いづいた。イーグルは気分が良いしプレーの流れを良い方向へ導いてくれる。今年はこれまで調子が悪かったけど、基本を徹底しようと決めて、それに取り組んでいた。それが奏功したんだけど、思ったより早く効果が上がっているので驚いている」
ラウリーは今シーズン18試合に出場して8試合で予選落ちと不調に見舞われていたが、今年2月のボブホープクライスラークラシックでは3日目に62を出すなど爆発力を持つ選手。今後3日間でも安定したプレーを見せてくるか楽しみだ。
5アンダーには先週チャンピオンズツアーのメジャーを制したばかりのクレイグ・スタドラー、最年少でクオリファイングスクールを突破した19歳のタイ・トライオン、そして横尾要らがいる。
横尾は久々にショットメーカーぶりを発揮。15ホールでパーオンを果し、7バーディ、2ボギーと安定したゴルフを披露。その他では田中秀道と貞方章男が3アンダー、久保谷健一が1アンダー、清田太一郎がイーブンパーとなっている。
今季2回目の米ツアー参戦で期待がかかった宮里優作はダブルボギーを2つ叩くなど不調。4オーバーで128位タイと唯一出遅れた。ハマればビッグスコアも期待できるコースだけに、明日以降の奮起に期待したい。